ワラビ少し

昨日から実家に行っておりました。
夕方より額装をお願いしに画材のアムスさんに寄って、その足で。

今日は雨だったけど目的がありました。
どうしても母をワラビ取りに連れて回りたくて出かけたんです。時期的に遅いけど。

牛窓のオリーブ園まで足を伸ばしました。
雨だけど景色は明るく綺麗な春のグレーでした。

ワラビは牛窓で以前たくさんあった場所を見つけられなくて、それでも諦められずとうとう帰り実家近くの土手沿いの道で少しばかりとってきました。

まぁまぁ、なんかした。と言う感じです。

それでも昨晩は父親の体をほぐしてあげられたし、魚も捌いた。

今日は娘と母親を連れてお昼にはヨットハーバーでランチもいただいて良い日となりました。

ちょっと疲れましたが、帰って気になっていた船の絵を描けたから、まあよしとしよう。


船の絵はこれ。もう少し描きます。

今日、描く前に偶然だけど。。
目を通そうと1冊、仕事場に持って上がった購読している美術紙に「空」のことが書いてありました。

この前お目にかかった先生の言葉が目に止まります。
「空は刻むように描く」

これに同感しました。

確かにそうだ。塗るんではなく空は時を刻むように変化しているし、全く平面でもない。塗っちゃダメ!

決して塗ると言う感じでは描けないもの。これに何か引っ掛かっていたところ、救われたように思います。


その空と海の間にあって、光って見えた人間の乗っている大きな船を何とか表現したかった。

どうしてもこうやって私は日々は救われて仕事をできているように感じます。

額装をお願いしたのはこれらの絵と、あと何点か。。

今日は早めに筆を洗います。