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絵描き生活

後から気がつくことが多すぎる。。

今日も明日には送らないといけない絵をいじっています。

本当にこれでいい?
そうしたら根本から変えた方がいいところさえ見つかる。20年も30年もやっている人間のすることか?と自分に呆れてしまうけど。。

気がついたらやるしかない。

まぁいいかこのままで、では気持ちが落ち着かないのでやっぱりやります。

額も買ったのに合わせてみるとしっくりこなかったりする。

んー、なんか違うわ。パチっと決まらない。

そうするとこれ、ついでに絵を切ったほうがいいんじゃない?
サイズも変えたりしてしまうことになったりもします。

いつまでたってもサッとできるようにならないの。
なんとも不細工なこと。
絵日記にはこんなこともメモしておこう。

いいの、私らしいのよ、こんな方が。
と開き直ります。

絵に苦労の跡が見えなければ成功。
最後まで諦めずになんとかやろう。

なんとかなんとか、まとまる気がしてきました。
この風景に手持ちで当てがった額は少し昔のものだけど昔のものの方が作りも良かったりする。
ガラスなのでアクリルに替えてもらう。良い額は時代ともに廃盤になってどんどんなくなる。この額もこれが最後。
もうひとつは額装をお願いしなきゃ。

ちょうど人物画のクラスがあるのでついでに朝行ってお願いしよう。
毎度ギリギリの勝負になりました。

やれやれです。
最後にこの度も救われたようです。

振り返るとだいたいそう。
最後まで粘って何か閃く。閃いたのは自分の力ではないと思う。いつも偶然か、神様か、何か別の力に助けられています。

絵描きって、こんな感じです。
本気でやってないと、その最後の一押しはない。

それは、雲泥の差です。