絵は、作るもの

見切り発車で今日は大きな絵を始めました。でも悩みました。。

小さな絵を描くようには行きません。


50号ですので、そんなに大きくはないけど、この大きさは制作だな。。

今までは、小品と大作の間みたいな扱いになっていて、難しかったし、中途半端になっていたようにも思います。

50号は制作だと今頃しっかり感じられます。やっとわかってきたのかも。

これからはもう少し小さくてもそうなるように思います。いや、小さいものもそうでないといけない絵になってくるのかもしれません。
つまり、写生と制作の違いか。
私の絵は見て感じて改めて作るものだから。

この絵は再来月開催される一水会精鋭展に向けて始めたのですが、お天気とモデルの都合がなかなか合わず、スタートが遅くなりました。

久々に冬の自然光での取材で寒いし、疲れました。


立ち寄った海岸からの風景は見慣れた場所。よく娘を連れてきたところです。
時々、大きな貨物船が行き来しています。白と青。綺麗でした。あんな大きなものがなんで浮いてるの?

多分、自動車を乗せる船でしょう。


さて、絵は一体どうなるか。。心配ですが、カタカタと組み立てなおしながら、やっていきます。楽しもう。

娘は今年、計画通りに進むと海の向こうに渡り、しばらくいなくなるんです。確定はしていないけど、間も無く決まる。多分いなくなります。

それを思うと、この絵は何か私にとっても意味があるように感じられます。

絵は描かされているのかもしれない。
今、この時代にここに生きていて、いろんなことを感じて考えて、素直に揺れながら絵を描いています。

娘がいるから娘を描いて来ましたし、目の前にあるものに感動して描いてきました。

こうするしか生きようがないし、1番自然。そんな気もします。

段々と自分が生かされていることを感じてきます。
それに逆らわず流されて、なるようになっていくのですよね。

大変なことはあるけど、好きなことができているのだし幸せなことです。



今朝は白菜がたくさんあるのでホワイトソースを作ってシチューを作りました。白菜が美味しい。。

明日は、この絵が乾いているあいだ、何を描こうかな。。。

あ、6号2点、仕上げに向かいます。






コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    F.Tokuda (土曜日, 10 2月 2024 22:40)

    上掲の絵は先生の作品でなく、モチーフ取材写真ですね。
    50号❗ どんな絵に仕上がるのか、元 船屋としては興味津々で、期待しています�
     自動車運搬船は乾舷が高く、また、車積載用のランプウエイが船側に設置されたりして独特の形状をしてますね。それに手前の和船が対照的ですね� 単艘なのが少しさみしいですけど。い�是非素敵な作品に仕上げて下さい。

  • #2

    山本佳子 (日曜日, 11 2月 2024 08:40)

    F.Tokudaさま

    ありがとうございます!頑張ってみます。
    50号で人物が入ると、船は消えちゃうかもしれませんが、入れられるようならそれも面白いですね。

    構成してみます。
    ヒントをありがとうございます!