本日、2回目の更新、今日絵画展にほんの1時間と少し在廊しました。
その間に絵を描いていてよかったと思うことがありました。
奇跡みたいに。
手書きで、日記を時々別に書いてもいるけどそれよりブログの方が絵描き人生でウエイトが大きくもなってきました。
ここに書き残そう。。。
そう思いました。
もう何年前になるか。。10年以上前?
個展会場に素敵な女性が現れた…
その方は年配の女性でしたが、私はその時、どうしてもその人が描きたいと思いました。
何かわからないけど、どうしても。
そして、その方に個展会場でだったか、その方のお知り合いを通してだったか、忘れたけどお願いして、ご自宅まで押しかけ、何回か描かせていただきに行きました。
そして、大作と小さい作品ができました。
そのあと、何年かして彼女があっという間に亡くなられてしまったことを聞いた。
ご主人様がそのことをお手紙で私に教えてくださった。彼もまた、その時、療養施設で余命わずかということを知りました。
私は、小さな絵をご主人に持っていてほしいと思い、お送りすることにしました。
喜んでくださった…
今日、そのご夫人のお友達が来られたんです。見てくださっている方にお声掛けしたら。。そういうことで驚いた。。
娘さんが海外にいらっしゃることを知りました。
ご主人は奥様の後を追われるようにすぐに旅立たれたそうで、娘さんがこの絵だけは…と持っていかれたとのこと。
涙を浮かべて伝えてくださいました。。
絵を描いていてよかった…と思います。
娘さんに絵を残せたんだわ。。そのために描いた?のかもしれません。
私は絵は描かされているんじゃないか。。。と思うことが時々あるんです。今日もそうでした。
私にとって素晴らしいことでしたので書き残します。
コメントをお書きください