小さな絵が誰かの元に。。

今日、グループ展で1枚の小さな作品がある方の元に持っていただけることになりました。

今年初めてのこと。

本当に心から感謝です。。

絵を描くものにとって、自分が描きたい、と思って描いた絵が、誰かの目に留まり、持っていただけること、、このことは最大の次の絵を描くエネルギーとなります。

「伝わった!」と思えるから。。

これまで、それがあってどれほど励みになってやって来れたか、、。


世間での次々と心配事も多く起こり、コロナ以降画材などの高騰もあって、絵描きはこれまで以上に大変なのですが、その救世になること以上に、心の糧になって次へ進む力の源になっています。これは大きな支えです。

今日は嬉しかった。。。

明日からまた頑張れます。


素直な絵日記でした。。。

お求めいただいたのは画像のイタリアでのスケッジーノでの取材(2018年)で描くことができた、0号の油彩です。

赤が印象的で素敵なレストランでした。数日滞在して、朝夕とここで何度か美味しい食事をとりました。

あんな素敵なところ、また行くことがあるだろうか。。ほんと、1ヶ月でも住みたいようなところだった。

素晴らしい思い出の場所です。

感動をギュッと描けたので、持っていただいてよかったです。




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コメント: 2
  • #1

    「誰かの元に」の「誰か」としておきます。 (火曜日, 09 1月 2024 13:21)

    「誰かの元」にの「誰か」からのコメントです。
    1月8日午後4時頃、市内表町1丁目にある「アートスペース・テトラヘドン」で開催されている絵画展に行ってきました。
    2階の会場に顔を出すと、丁度、山本先生がいらっしゃいました。新年の挨拶もそこそこに会場を見渡すと、会場右側奥に、馴染みのある筆致の人物画1点と静物画2点を発見。吸い込まれるように、その絵の前に立つ。いつもの安定感のある、落ち着いた色彩の素晴らしい作品です。
    じっくりと鑑賞した後、その右の壁面に目をやると、赤を基調とするレストランの絵に目を奪われました。
    赤の壁面に飾られた数点の額、そして、茶色を基調とするテーブルと椅子、テーブルに並べられた皿やグラス。いずれもが絶妙のバランス。それぞれの彩りや配置がリズムを取っており、自然と絵の中に引き込まれていく。
    このような空間で、美味しいスパゲッティとワインをいただいてみたい!。
    先生から、このレストランに入るには、狭い階段を通らなければならない。ここをすれ違うには、二人がキスする距離でなければ通れない。店名は、「中庭を見下ろす小さな路地」が由来で、直訳すると「キスする女性」とのこと。ますます行ってみたくなった!。
    人は生きていると様々な出会いがあり、思い出がある。大切にしたい。

    新年早々、いい作品との出会いがありました。
    ありがとうございました。
    天満屋で院展を観ての帰りでしたが、ここの絵画展には、院展に負けない作品が並んでいました。
    今回の作品は1月15日まで展示されるようです。
    是非、会場に足を運んでみられてはどうでしょうか。

  • #2

    山本佳子 (火曜日, 09 1月 2024 23:24)

    誰か。。。さま

    昨日は本当にありがとうございました!
    本当に嬉しかったので、つい、素直に書いてしまいました。こんな嬉しいことはないんです。

    見てくださって、決めてくださり、持ってくださることになった。これは絵を描いていてよかったと思う瞬間です。
    絵描きにとりましては本当に嬉しいこと。
    次の絵を描く1番の励みとエネルギーになります。
    描いてよかった、感動して描いたものが伝わった、と思う瞬間は絵を描く喜びの延長線にあって最高に嬉しいことです。

    そして。。奥様と選んでくださって本当にありがとうございました。感激しました。