岡山梨花会展、岡山一水会作家展

昨日は岡山梨花会展が初日でした。

この度で20回目。月日が経つのは早いものですね。さっきお昼だったのにもう夕方。

今回は43名の参加で作品数は112点。
初回より参加されているAさんは間も無く90歳になられます。お元気です!作品を笠岡より車で運ばれます。

月曜日、搬入展示は滞りなく午後3時前に終わりました。流石ですね。。

岡山梨花会は、平成16年に岡山一水会より名称を改称して立ち上がりました。
岡山の一水会メンバーが主体となり、初めは十数名でしたが、だんだんとメンバーを増やして賑やかな楽しいグループとなり、年一度集って展覧会を開催しています。

「会派、年齢、経験を問わず、写実を追求する」という会の信条に賛同する絵が好きな人たちのグループです。

母体となる一水会という美術団体は今年第84回目の展覧会を開催しています。

今回は一水会機関紙、創刊号の1ページ目をこちらに紹介してみます。 
とても深い。

写実を広義に捉えるというところが「楽」であり、「厳しい」とも言えます。
「過去をなぞるのではない」ということです。「自分の絵を描け」ということですね。
会の進むべき方向を厳しく語られており、何度読んでも身の引き締まる思いがします。

梨花会には、そこに所属しているメンバーもいて、絵が好きで熱い気持ちを持ち、集まってきた一水会以外の人たちもいます。

日頃穏やかに絵を描いていて、時には困り果て、真剣に悩み、それでも楽しいから絵を描いている。皆、描かずにはいられないのです。

いいんじゃないかな。楽しくて真剣に打ち込めるものはそうそうありません。

これからも絵を描く苦労も含め、楽しく描いていきたいですね。

今回の出品作より、以下、ご紹介してみます。
お一人おひとり、感想を述べたいのだけどそれは直接、ということにします。
ご紹介は順番ではありません。

明日は岡山梨花会を創立された先生の2点を紹介いたします。会場の1番初めに展示されています。
そして、会場にはこの創刊紙を含め、ほとんどの機関紙をご紹介しています。
ご興味のある方は見てください。