教室は研究するところ

昨日はミカンの会でした。
ミカンの会は絵画研究会で、自分の絵を探す場です。教室はなんとなく参加するのではなく、そうあるべきで、そうでないと勿体無いです。

私はもっぱらモチーフ係で、前もって考えたことや、一緒に考えたところをお伝えする場所。
私も含め、一人ひとりが研究する人。

先日、東京で不透明水彩ガッシュの教室がありました。

そこでの内容を少し、おさらいしながら、皆さんの絵を見ていて、思ったことを昨日も申しました。

皆さんほとんど、絵は描ける。
そして、自分の好きな色もお持ちです。

問題は絵の中で、その好きな色を使えるか?
もちろんモチーフと睨めっこなのだけど、絵の中に部分的には好きな色を使うことも実はできていて、そこまではいいのですよね。

私もそうですが、問題はその好きな色に、全てを合わせていけるか。。。

そこが大事なのではないか。。

それを今日はお話ししました。

モチーフに引っ張られてせっかく使えた好きな色とのバランスを合わせるところが疎かになる。

好きな色に合わせて、他も、それに合う色に少しずつ変える必要があります。

画像は私の小さなサムホール。途中やめになりました。写真も撮り忘れました。茎と影が描けてません…
机の上の色は少し工夫を仕掛けています。。
楽しみながら、最後まで足したり引いたり、色を変更したりしながらの工夫は必要だと思います。後で試しに気に入らないところを修正してみます。
私もできてないけど、教室はこの試みを重ねて自分の絵を探す場所だと思います。