昨年のエスキース

昨年の一水会展と、日展のエスキースを少しだけ加筆しました。

エスキースなので、ばっちり硬く仕上げないことにします。

サインもいらない気がするけど。。

一水会本展の仕上げの時にモデルの娘がコロナになって、昨年は大変でした。
顔を描く時、特に目指している健康な絵と同じように元気なモデルがいないと描けません。コロナ絶賛発熱中でダウンしていると本当にダメだった。

心残りだったこともあり加筆してみました。大きい絵の方もあのままではいけないのでまた描き変えます。

今は元気いっぱいのモデルがいるのでエスキースはいい感じの顔になりました。
そして、昨日は教室でした。
おふたり見学の方が久々に見えました。

絵は、きっと人間にとって大事なもの。音楽と同じように必要です。
ギターもピアノもすぐには弾けないけど、絵は何も技術がなくても、へたっぴでもすぐに描ける。完璧でなくても自分の好きな絵ができることがある。絵の具を混ぜるだけでも面白い。。
うまくいかないこともあるけど、他では味わえない心地いい時間が持てます。

今日のおふたりとも一緒に描けたらいいですね。。。
おひとりの方は通信で絵を描いておられたそうです。
やはり教室で描いてみたいとのこと。
水彩なら画材もそんなに重くはないし、すぐ乾くから毎回絵が仕上げまで見えます。
もうおひとりもお仕事を辞められて元々お好きだった絵をこれから、と言われてました。

たのしみです!!

教室の後。。画材屋さんへ。

奮発して買った額のガラスをアクリル板へ取り替えをお願いしてきました。

数点のとても素敵な額。
もう2度と手に入らない、と言うのは額の飾りの部分の手彫りができる人がいないのです。

滑り込みで、在庫をごそっと手に入れました。額だけでも飾りたいくらい。。(^^)

シンプルなスッキリとしたものも好きですが、やはり金箔を施した美しい木製額は絵の色が美しく見えます。
お師匠さんの絵を玄関に架けた時、家全体の空気が変わった気がしたのを覚えています。
緑の白樺の絵が金色の立派な額に収まっています。毎日玄関を通るたびに気持ちがいいです。

少し前まで額縁といえば表面はガラスで保護されていました。歪まないので変に反射が絵に響かず好きなのだけど、震災以降、特に厳しくなりアクリルに変わりました。
このことは残念に思います。

昨日の教室で一緒に描いた絵と、昨夜少し進めた絵の部分を載せてみます。