ついている。。

随分と絵を描いてきた時間が長くなりました。

絵を描くことが本格的になったのはそれでもここ10年でしょうか。

人が絵を描く。私に絵は似ている。いや、絵が私に似ている。絵を描き始めて仕上げるまでの過程が私そっくりだなぁ、と思うことがあります。

ついている!

たとえば今日も感じました。

実は額縁は大体、既成額を使っていたんだけど、それがコロナで海外からの額が入ってきにくくなりました。

どうするか。。

悩んでいたところ国内の額縁を作っているところにお願いすることができて、とても素敵な額をいくつか手に入れることができました。

絵がまだ、どれにどの額と決められない時に在庫の中からいくつか送ってもらいました。
もう作る人はいなくて、これから先には手に入らない在庫限りの手彫りのいい額縁。

それで、、その中にM8があった。また、いつかその細い形の絵も描きたくなるに違いないと思ってキャンバスもないけど買いました。

昨日、画材屋さんで木枠も在庫があってM8をひとつ手に入れることもできた。

夜に今描いている8号を眺めていて、どうもうまくない、。どうしたものか。。

あら?これ上をスパッと切ったらいいんじゃないか。。

そしたら。。張り替えるためのM8の木枠と額縁が準備されていることにビックリしました。嘘みたい!奇跡か?助かった!ついてるなぁ。。

そういうことが、度々あるんです。
まぁ、他では苦労や泣きたいようなこともあるけど帳消しだわ。。

カタカタと整って行く、ということ。よくあるんです。これ、本にできるほどあるかも。忘れてしまいますけど、、またここにメモしておこう。

画像がその手彫りのシンプルでしっかりした額縁の彫りの部分です。

絵が乾いたら、よく考えて。。実行します。
たまにですが、細い画面にするということは私にとってはひとつの手段となります。

水彩のマットを余白を切って詰めてもらうのもあり、油彩キャンバスをトリミングするのもあり。ないに越したことはないけどその方が絵が決まる時はその方がいい。