お尋ねがありました。

今日は、いつもの絵日記とは少し違ってすみません。
絵日記をいつも読んでくださっている方には、私の絵とはまた別の話ですのでご容赦ください。



私宛にお尋ねがあってブログで教えてくださいということでしたので、過去にも例がないことですが、お答えしたいと思います。

お尋ねとは、娘の絵のことでした。
今年、一水会展に初出品で入ったんです。

その方が言われますには「ある外国の画家の絵に、娘の絵が似ている。」ということでした。

画像を下さっていて、確かにすごく雰囲気が似ています。色も少し似ていて驚きました。

ただ、娘は2016年の秋、娘自身が取材したフィレンツェのパン屋さんをモチーフに高校3年生の時からこの絵を描いてきました。当時はもちろんインターネットもほとんど見ていなかったし、今でも海外の画家の絵はほとんど知らないのです。
私も娘も共に、モチーフやモデルと自分との間に作品を作るタイプです。


娘はその画家も作品も知りません。
私も教えていただいて今初めて知りました。

現場でカメラで撮ってきた画像も何枚もあります。娘の絵は完全にオリジナルです。
そのことをまずお伝えしたいと思います。

ご質問に

「他人の絵の一部を変えて公募展に出展するのはありなのでしょうか?」

ともお尋ねくださってました。

これについては、公募展に出すことはダメだと私は思います。
バレたら立場にもよりますが、自分にも所属の団体にも相当なダメージですし、本人が1番近くで見て知っていることですから、、、
作家にとってはマイナスしかありません。

私には考えられないことです。


娘は母親に似ていると言われることも嫌います。
娘の絵については曇りはありません。自分の絵が描きたいのです。
お尋ねくださった方の疑問に答えられていたら幸いです。


今日はご質問にお答えする必要があったのでここを借りました。

お読みになったたくさんの方にはいつもと違ってすみません。

質問などはお問い合わせのコーナーを設けておりますので、何かありましたらそちらにお願いできたらと思います。
個人様宛に出来るだけお答えしたいと思います。
今日のブログへの公開のコメントは受け付けておりません。メッセージがございましたら上の問合せ・メールからお願いいたします。


私のブログは絵日記としてもう長く書いております。私の絵が好きで見てくださっている方との共有の場だと思っています。全国からたくさんの方が見てくださっていて励みになっています。


今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



追伸 15日、追加で書き込みます。

昨夜、娘が帰りましてお尋ねの件を伝えました。
画像を見て「すごく好きな絵!」と申しました。海外の画家に自分と似ている感覚の人がいることを知って娘にとりましても励みになったようでした。

ありがとうございました。