台風一過

今日は台風一過で清々しい秋の青空です。

日展の制作もめどがついて私の気持ちも晴れました。
もうひとつ心が晴れた理由があります。

この画像はなあに?これこれ。

少し前、油彩の白のパレット製作についてここで書いたことがありました。

以前からテレピンで溶けない塗料を探していて多分これがいいんだろうと今まで使ってきたものを紹介しておりましたが、少しずつテレピンで溶けていくんです。これにはずーっと不満。。

そこで、どうにも気になってネットで調べていくうちに、白いパレットがあることにたどり着きます。
デコラ張りパレットです。ホルベインから出ています。これはそんなに大きな作品を描かない方ならおすすめです。

しかし、大作を描く私にとってこの2種類のパレットは大判のものでも小さいと感じます。
なんとか、今愛用している8号の桜材の一枚板パレットを白く再生したい。。
そこで、デコラ張りのデコラとはなんぞや?と思い、ホルベインのカスタマーセンターに問い合わせました。
ついでに塗料についてもテレピンで溶けないものはないか問い合わせてみました。

1番最強のものはウレタン塗料とホルベインの中村さんに教えていただきました!

紹介します。画像がそれ。
モノタロウというところから出ているウレタンのスプレー式塗料の白が最高です。

気になって仕方なかったことが解決!
やはり、画材屋さんの技術の方は素晴らしく頼りになりますね!

私の不十分な白パレット作りのことを書いてしまったので、訂正してお知らせしておきたいと思いました。

ですが…もうひとつ注意。

私は制作に早くこのパレットを使いたくて気持ちがはやり、スプレーの説明書きの乾燥時間を信じて小一時間くらいでテレピンで拭いてしまったんです。

溶けてしまうじゃありませんか!
溶けてとれたところ、塗り直したいと思ったけど、今度はスプレーの穴が詰まって出てこない!か、悔しいぞ。

乾燥は数時間!ということも私の失敗から前もってお伝えしておきます。

30年越えの悩み解決。これは企業秘密的な価値がありますよ。
白いパレットに興味のある方が1人でもいたら早く絵に気持ちよく集中できるのはいいことだと思い、ここに企業秘密を漏らします(^^)
そんなんとっくに知っているわい!と言われる方は、笑って下さい。
私は密かにこれでも必死だったんです。。
白いパレットは何がいいか、それは自分が作ろうとしている「色が見える」ことです。

はーーー。


明日から東京の松坂屋上野店で一水会選抜展も本展と同じ会期で開催です。
こちらは27日まで。娘と一緒に見に行く予定です。