コロナ身近。

ついに!我が家にコロナが!!この1週間、ブログにあまり更新がなかったのはこのせいです!


小さな頃からインフルエンザにたびたび罹っていた娘。

きっともらうぞ。。と気をつけていたのですが。もれなくもらいました。

「お母さん、ヤバい!39度ある!」と寝室を朝の5時にノックした娘。

「え!!すぐマスクして!!!」

「朝イチで病院自分で行っておいで!」

となったのが8月の終わり。

私も娘もワクチンのできない体質で、娘の反応は激しく、既にフラフラでしたが自分で運転して「陽性」の結果をもらってきました。

一水会の100号に描こうとしていた娘の立ち姿がうまくいかなかった日記でもありますので、書いておきます。

娘は、7月に二十歳になりました。
私などは小さな頃から幸せな時代で今の戦争やコロナ、災害が立て続けに起こって、世界のニュースが流れ込んでいる今の時代とこれからをとても心配に思ってしまいます。

娘はどう感じているのだろう。と思って、

「あなた、今の世の中どう思う?」と聞きました。

「今しか知らないもの。今が未来を作るんだから、そこで生きるしかなかろ?」という。

まあ、淡々としていて、ほーと思いました。

それはそうだなぁ。。アメリカで飛行機がビルに突っ込んだ映像も昔の子供の頃で知らない。津波のあの怖さもまだ感じられるほどの年齢ではなかった。
確かに。。。コロナもいくら学校にしばらくいけない時があっても、我々は異常だと感じてかわいそうに思うけど、彼らにしてみれば一度、それしか経験していないのです。比べるものがない。

そういう娘が黒の服を着て、ある日、モデルをしてくれたとき、これを描きたい。と思いました。エネルギーのある若い人間に見えたからです。

ところが、、です。

仕上げの時にコロナになってダウンした娘を看ながら、近くにもよれず、心配しながらの制作。自分も罹ってしまうんじゃないか?

参った。。描けない!いや、描く!んんん、描けない!どうしましょ!
刻々と時間が過ぎてトラックがお迎えに。

はー。途中でやめとけばまだよかった。。かも。。
こんなことがあり、一水会は散々でした。。


娘は回復、最強になった。
今度こそ!日展はシャキッとした姿を描きたいと思います!

昨日、私も検査をしたら陰性でした。ちょっと安心。

で、

画像は仕上げた0号の小さな油彩。
少し大きな絵を描いたときのエスキースを仕上げたものです。 
かわいいのができました。


これは、一水会展と同時開催の選抜展に出品します。
上野の松坂屋の画廊で21日から27日まで。

私の一水会展の絵は、本当に引っ込めたいような気持ちですが、絵描き恥描き、で見ていただくしかない。。

ご案内状ご希望の方は上のお知らせ問い合わせより、メールでお名前とお届け先をお知らせください。2名入場できるお葉書をお送りいたします。

下のコメント欄は公開ですのでここには個人情報を書き込まれませんよう、ご注意くださいね。

それから、おまけで、、
二十歳の娘は初めて一水会展に挑戦します。
ダウンしていたので、これも最後は私が梱包をバタバタとやり、何とか間に合いました。。ひょっとしたらもしかしたら。。50号ですが、展示されるかも。。です。ダメでも、また次、です。

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コメント: 2
  • #1

    ann (火曜日, 06 9月 2022 11:09)

    山本先生こんにちは

    本当にこの夏はコロナが身近になってきましたね
    まりこさんは回復されてよかったけれど、さぞ心配されたでしょう
    ご自身は陰性で助かりましたね、教室も制作も、心配なままではパフォーマンスが低下しますから

    迷って悩んで描き直した作品の評価はどうなるでしょうね
    意外とあっさり描けた絵が好評なのか?迷って何度も直した絵の評価が高いのか?
    素人の私にはまったくわかりませんが、どちらも画家の気持ちが絵に出てくるのだろうとは思います

    山本先生、顔は描きすぎないとおっしゃっていましたね
    なぜ描きすぎるとダメなんでしょうか?人物画のときはつい顔を描いてしまいます

  • #2

    山本佳子 (火曜日, 06 9月 2022 16:11)

    annさま

    コメント、うれしいです!
    ありがとうございます。

    顔の表現は特別ですね。。うまくいけば絵、全体が上手くいったような気になりますし、うまくそれが顔以外のところと調和していれば描き込んであっても成功です。

    私が顔を描くと失敗しがちなのは調和が難しいからかもしれません。
    大きな絵の場合、私は顔以外の部分を大体ざっくりと描く方が多いので、顔だけをたとえば本人そっくりに描こうとして描き込むと、他の表現の仕方と違いすぎて、チグハグになり、顔だけが別の表現になってしまうんです。

    小さな絵の場合は顔意外と顔の描き方を同じ感じで進められる時の方が多いのだけど、画面が大きくなりますと、そう言うわけにもいかず、表現が離れてしまいます。

    顔をいかに他の部分と調和させるか、一旦描き込んでしまうと顔は他の部分と合わせるのがとても難しく、描いたり消したりでたまたまうまく行くところを探らないといけないのだけど、、

    それが今回はうまくいかなかったかなー。。と。

    よくわからなくなったところで終わったような感じです。

    本来はできた!と思っておわらなければいけません。

    やれやれ、顔は描き過ぎたらダメにしてしまう、のは、そう言うところです。

    難しかったー!

    次はうまくやりたいと思います。
    できた!で終われるところを目指します!