紙が変わると絵も変わる

ストラスモアという水彩紙が以前の紙質で手に入らなくなって一大事でしばらく他の水彩紙を死に物狂いで試しました。

色々勉強になった。

今日は疲れてヘロヘロでしたが、一枚描きました。まだ、途中ですが、、

使ったのはウォーターフォードのホワイト。
ストラスモアより、うんとぼんやりした?感じです。よく言えばふわっと描けるように思います。

これも描く人によってはいいと思う。
今日の私にとってはよかった。

少し疲れが出ているのは、ここのところ続いていた作品の締め切りの最後、明日搬入のグループ展の作品を仕上げていたこともあります。

水彩はもう額装しました。油彩もサインを入れるだけになりました。。

作品を少しでも乾かす間、今日は少し時間があったので昨日の教室のモチーフをらくがきのように描いてみた。こんなふうに力の抜けた絵を描く時、この紙はいい感じです。

これがアルシュだったら、多分今日は無理でした。
アルシュなどは、少し覚悟がいるように思う。

紙も、画材同様その時の気持ちやコンディションによって選択できるのはきっと良いこと。
すごく神経を使って描ける時と、ふわふわと描きたい時と色々あるし、どっちが優れているかは言えないと思うのです。その時、その時で最適なものがあります。
選択肢は多い方がいいのではないかと思います。

まだまだですが、いつでも、どんな時でも描いていると必然的に段々といつのまにかスペシャリストになれるかも…

変わらないことは「絵は、いつでも気持ちに寄り添ってくれる」ということです。
今日もそうでした。

これを描いたあと、死んだように2時間も寝てしまった。ま、いっか。
もう、随分元気です!

寝たことと、絵を描いたことが元気を取り戻せた理由。絵を描かずに寝たら多分半分にもならなかった。

明後日、25日から「絵画展」。岡山のアートスペース テトラヘドロンで6月6日までです。
岡山の頑張っている作家、今回は7名での開催です。

どうぞよろしくお願いします!