ゆっくりと

お正月気分が抜けて、(あったのかな?)絵描きの日常が戻っています。
ご飯作るのと、お掃除お洗濯、洗い物で手がパサパサ。
少しはサボらないと。。

さて、それでもアトリエにいる時間はどんどん増えてますので前よりもっと描いてはいます。
仕事場に入りさえすればやることはたくさん見えてきて主婦を忘れます。
今日は50号をだいぶ進めた。

娘が、とても忙しくなってきたのでなかなかモデルもしてもらえない日々が続きましたが、いいことがひとつありました。

成長がはっきり見える。

実は、娘を描くことを一度離れるのもいいかも。。と思っていたのだけど、いざそうしてみようとすると、どうにも納得がいかない。。それでも無理やりやってみようとしていました。

でも、やっぱり違う。。。今、制作、つまりは写実で描くのは娘がいい。。
写生ならばスケッチであろうと少し大きな絵であろうと描けるし、面白いのだけど、制作は違うことに2日前に気がつきました。

「写生」と「写実」の違いがやっとわかりました。ずっとピンときていなかった。師に言われて2年半。
やっと、ピンときました。

写実で絵を描くにはわたしには今、娘が1番描きたい対象なんだと。

あまり、頭で考え込まないで素直にゆっくりと構えて絵にしてみようと思います。

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コメント: 5
  • #1

    通りすがり (火曜日, 14 1月 2020 19:32)

    写生と写実の違い、その思われるところをぜひご教示ください。いまひとつよくわかっていない後進の一人として伺いたいです。

  • #2

    マルイ (火曜日, 14 1月 2020 20:30)

    愛なんだろと思います。

  • #3

    山本佳子 (火曜日, 14 1月 2020 20:55)

    通りすがりさま

    ありがとうございます。
    難しい数学の問題が「あ!わかるかも!」という時の感覚みたい。
    絵では、写生とは、描きたい(時にはそうでもない、ただし、絵描きは描きたいと思うものを探して描こうと努力しますから描きたくないままになることはありませんが、)対象を前にして描くスケッチであったり、デッサンであったり、自分が表したい絵を作ろうとしないでも描けるものであって、それは日頃絵描きがしなければいけないウォーミングアップ的なものです。これがないと絵は作れません。
    写実とは対象から受けたものを一旦飲み込み、絵にしてみたいと強く感じたものを絵にしていく制作です。
    写生から入るわけですが、自分が感じたもの「実」を表すこと。
    「実」を「写す」わけです。正しいかどうかはわかりませんが、私はそう感じました。
    本当に絵にしたいと心から思い、仕上げに至るまでその思いが続く制作。
    それが可能な対象を見つけた時、それが可能となります。

    説明にはなっていないかもしれませんが、私には今回、そこにピンときたのです。

  • #4

    山本佳子 (火曜日, 14 1月 2020)

    マルイさま

    そうなのかも。。たしかにそれだけで絵は描けそうです。
    ありがとうございます!!

  • #5

    通りすがり (水曜日, 15 1月 2020 13:00)

    ご丁寧な解答をありがとうございました。なんとなく理解できる気もします。自分なりに消化できるよう精進します。