月刊誌に人物画の絵を載せていただけるということで考えていました。
本当は、この絵ではなく帽子をかぶった庭に立つ娘の絵を…と思っていたのですが、急にこれになりました。
この絵は数年前、一水会展に出品した絵を描く前こんな感じに・・とイメージを描きかけていたもの。
それを昨日、加筆して仕上げました。
大作と小品を描くときは少し心持が違っていて、さてどっちを見ていただくか…と悩みましたが、今ちょうど、100号の今年の制作に取り掛かっていて、その気持ちを素直に伝えてみたくて今描いている絵とつながっている仕事をすることにしました。
10号なので小さい人物ですが、なぜこの絵ができたのか、コメントもつけて送ります。
さて、ひとつ、仕事終わった。
これで50号と100号2点の3点同時進行でどこまでの仕事ができるか…シーズン本番がんばります。
隙間で風景や花、小さい人物も描こう。
絵描き、楽しい時間です。
コメントをお書きください
Fujikawa (金曜日, 07 7月 2017 12:37)
拝見した瞬間、ドキッというかグサッというかすごい衝撃がありました。
いつも先生の絵に多くの感動と刺激をいただいているのですが今回は格別でした。 何がこんなに私の心に響くのか、自分でもわからないのですが
すごく惹かれます。
私の描きたい人物画は まさにこのようなものだと確信するのですが
何がどうと具体的にはわかりません。どうしたらそれに近づけるのか・・・絵を拝見してからずっと考えてしまっています。
本当に素晴らしい絵をありがとうございました。実物をぜひ見てみたいものです。
宗重 (土曜日, 08 7月 2017 09:22)
おはようございます。
うっとうしい季節を爽やかにしてくれる作品ですね。
先生の絵はどれも透明感あふれ素敵です。特に[ 今はあやとり] が好きです。人物画は描いたことが無いのですが いつの日か描ければと孫の写真をためています。先生も写真に撮って描くのですか?
山本佳子 (土曜日, 08 7月 2017 10:57)
Fujikawaさま
いつもありがとうございます。
うわ~嬉しいコメントいただけてこちらがジーンときます。
この絵は一枚の繪の9月号に載ります。
コメントもつけていますので見てみてください。
私がいつも絵を描くときの基本というかモチーフに惹かれるもとになっているのは「日常」なんです。
ふとした瞬間に感動があって、それを絵にしています。
この絵は大作のために考えたモデルのポーズであり、構図ですので長期戦。
長い時間と大きな空間、そしていつもモデルをしてくれている娘の存在、そんなものを感じながら100号に向かいました。
私にとって、制作の日々も日常に溶け込んでいます。
制作中の感動が残って、小さな一枚ができました。
少しでも藤川さんの心にそれが届いたなら、何よりの幸せです。
これからも素直に描いてまいります。よろしくお願いいたします。
山本佳子 (土曜日, 08 7月 2017 11:03)
重宗さま
いつもありがとうございます。
お孫さん、かわいいでしょうね。
すぐに大きくなります。
どんどん描いていたって、待って、もう少しゆっくり大きくなって!と思う感じで大きくなり、どんどん変わっていきます。
すぐ、描き始めてください。
待っていたら、大きくなってから、小さい時期のものを描こうとしてもなかなか難しいものですから。
写真は大いに利用されていいと思います。
じっとしていないもの。
写真を見ずに描けるなんて格好がいいみたいだけど実際、小さい子供が、絵になる瞬間のポーズをじっとしてできるはずがないです。
できるだけたくさん撮って、すぐに描き始めてください。
私もデジカメどんどん利用していますよ。
気を付けるとしたら、それに引っ張られないように注意するだけです。
今です。ぜひかわいい時を描き残してあげてください。
宗重 (土曜日, 08 7月 2017 12:41)
先生に言って頂くと勇気が出ます。ありがとうございます!
本当に一瞬ですものね。
まずはお掃除のコロコロ持って新聞めくってるのを 描いてみます!