私を絵描きにしたもの

多分、今日また夜には更新するんでしょうけど…

 

香月泰男(かづき やすお)さんという画家がいました。

その人が

 

「私には私だけの目がある。

 それが私を絵描きにした。

 そして私は絵描きとしてそこにいる。」

 

と言っています。

 

絵描きの言葉は正直だから好き。

何の企みもない。

 

とてもよくわかります。

私にも同じように絵を描かせる目がある。

そしてそれが今の絵描きとしての私を作っています。

そして、その絵の中に絵描きとしての私がいます。

 

私にとって香月という画家は最近まで暗い絵を描く人というイメージでしたが、この頃は心が温かくユーモアもあって、かわいらしい人だったのではないかと想像するのです。

もうこの世にはいないのだけど、いたら会ってみたい。

 

多分、そんな人はたくさんいるんだろうな。面白い人たちは・・・

そんな人たちに会おうものなら、絵を今のように描けるだろうか。