とても好きな感じのバラが一昨日手に入ったので、油彩で描きかけていました。
昨日は教室で皆さんに描いてもらって、今日はまたアトリエに持ち帰って水彩と油彩で描きました。
私がいつも使う水彩は不透明水彩です。
水も、絵具もたっぷり使って描き始めます。
最後の方で不透明らしい感じが出るように仕上げて行きました。
油彩の方は、一昨日一通り色を付けていましたが、雰囲気を出すために花と強くなりすぎていた花びん、背景などと描き込んで、仕上げて行きます。
もう少しかな。
これは水彩画途中乾いている間に加筆しました。
なかなか合理的なんです。
時々こうやってあふれる感動を楽しみながら描いています。
来年、月刊誌『一枚の繪』で不透明水彩の描き方について少し説明できるような機会を頂けそうです。その準備で今日の水彩のバラも絵を描く過程の画像などもいくらか撮っています。
やっぱり不透明水彩の面白さを改めて確信できるところがあり、説明もし甲斐があるなあ…と思っています。
見開き2ページくらいで詳しくは無理ですが、要の部分はしっかり説明したいと思います。興味のある方はぜひ楽しみにしていてください。
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Yu-kung (木曜日, 01 12月 2016 08:25)
”不透明水彩の描き方” 楽しみにしています。
油彩との共通点がありつながっていくような気がします。
脇坂俊郎 (木曜日, 01 12月 2016 16:24)
不透明水彩の「薔薇」素晴らしいです。油彩に負けていませんね。
透明水彩の解説書は「かっこいい」ので多いが、不透明水彩の解説書は少ないと先生はおっしゃったように覚えています。
不透明水彩の解説書の方が、少ないだけに「格好良い」と思います。この薔薇の絵を並べて書いたら読みたい人が沢山いると確信します。期待しております。
最後の不透明水彩らしい仕上げ方もぜひお願いします。これは無理な注文でした。
山本佳子 (木曜日, 01 12月 2016 16:29)
Yu-kungさま
うれしいコメントありがとうございます。
おっしゃる通りです。
両方を描く立場として油彩に不透明水彩が、不透明水彩が油彩によい影響を与えてくれるように私も感じています。
とても共通点があり、同じように進めることができます。そこにそれぞれの特徴が加わるのです。幅が広がるような気がします。
山本佳子 (木曜日, 01 12月 2016 18:00)
脇坂俊郎さま
ありがとうございます。そうですね。
不透明水彩の描き方の途中は「かっこうわるい」のです。でもそこが言われるように格好良いかもしれませんね。
透明水彩は究極の画材とも言えます。技術があれば、パーフェクトな絵ができるのではないかと思います。
挑戦したいけど私にはまだ行ったり来たりできる不透明の方が安心。
粘土で作る塑像よりも、一木作りの彫刻が難しいのと一緒。
皆さんにわかりやすいように頑張って、お伝えしたいと思います。
よろしくお願いいたします。