今日のモデルさんは知的な学生Aさん。彫刻を専門とされています。
丸善によって、大村智さんの『人生に美を添えて』を購入していきました。
読んでもらっているところを描いています。
私も描かせてもらいました。帰宅して少し加筆。もうこれで仕上げます。
・・・みなさんが楽しんでご自分の絵を見つけられたらと思っています。
このクラスは受講された方がご自身で楽しんで絵を追及できるようになることを目標としています。多分役に立つと思うこと、私が日ごろ気を付けていることを思いつくまましゃべりながら進めています。
絵はモデルから受けたものを描くという意味では受け身です。
しかし絵を描くためにはその感動を受けるために積極的にその時間に臨む気持ちが必要です。こればかりは、受講者皆さん、絵を描く人自身の責任なんです。そこが大事。このことだけを私は言いたいのかもしれません。
それさえ毎回あれば私がお休みしても同じ充実感をもってこのクラスは受けていただくことができるでしょう。描いていくたびに自分の好きな絵にだんだん変わっていくことを楽しめると面白くなりますね。
少しずつ楽しみになってこられている方が増えて来ています。充実した1日でした。
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藤井純彦 (日曜日, 25 10月 2015 07:26)
お世話になっています。受講生です。日本画を描いているので、教室で描くのは時間的に難しいし、かといって次回迄に描ききれないので【アクリル】の透明で次回に描いて持って行きますが、アクリル初めてです。どうなるか?よろしくお願いいたします!
山本佳子 (日曜日, 25 10月 2015 11:06)
藤井様
いつも真剣に取り組んでおられてこちらが引っ張られそうです。
日本画の工程を思いますと洋画では珍しくない10ポーズでの制作は考えられない短さですね。それでアクリルを思い立たれたのでしょう。
確かにアクリルは早く乾きますから制作も早く進むと思いますね。
良いと思います。
気を付けないといけないことはその透明感です。
日本画は使い方にもよりましょうが普通は、不透明な色をおいていくことが多いのではないでしょうか。透明な感じを受けるのは一番上にかける岩絵の具の粗いものという印象です。(日本画はど素人であります。間違っていましたらお許しを。)
透明なアクリルはほとんど透明ですので薄いセロファンをおくような制作になります。下描きの鉛筆の線はもちろん、計画のある線もない線も、上手くいった色も上手くいかなかった色も下に透けて見えてしまいます。
個人的には食わず嫌いで使っていないのですがもっとも難しい画材かもしれないと思っているんです。
ですので、次回は一緒に私もアクリルを使ってみるかもしれません。それでもきっと不透明の方しか使えないかも。一緒に体験します。もしくは透明水彩にするかもしれません。透明のアクリルは透明水彩と似ているところもありますから。
油彩を描く人が墨彩画をしてみたり、彫刻をしてみたりするのと一緒で他の画材、他の表現方法でものを作るということはきっと役に立つしそれらは繋がっていてどこかでうまく響くのではないかと思います。
何でも挑戦、そして、その中で画材との相性を自分で確かめることも絶対必要なことです。「食ってかかれ!」と大きい先生に言われたことがあります。今いる環境に満足しないで良い意味で変化を求め食ってかかるほどのエネルギーは絵描きには必要だと思っています。
初めての挑戦、積極的な挑戦、本当はそこが必要なのになかなか怖がってされない方が多いのが実情です。大歓迎です。私も刺激を受けます。一緒にがんばりましょう!!!!