大村智さんの美術館

「カナブンが入っとる！緑！」

土曜日に行ったバラの庭で娘はいろんなものを見つけました。

これはちょっと絵にするには難しいポーズですが、うれしそう。

今朝、ゴミ出しをして戻ってくるといつの間にかスズランの実がオレンジ色になっていっぱいついていました。まるでチャイナマーブルみたい。

バラの実、小さな草の実でさえもう秋の色です。小さかったバッタも大きくなっている。

大村さんのノーベル賞受賞うれしくなる。おばあさまからの教えで人を助ける、人のためになる方の道を選んできたといわれていました。その話題にテレビを暫し見ておりましたら、地元の温泉にご自分の絵のコレクションを「優れて芸術品は共有財産」という考えで預けられて、美術館を作られているとのこと。（カッコ良すぎます！）

その取材でお話しされているご主人の後ろに緑色のワンピースの人物画がかかっていました。ちらっと見えた、森田茂子さん？女性の絵？モダンな絵です。その他の絵もゆっくり拝見したい…とても面白い。

大村さん曰く「ほとんどが失敗、でももう一歩頑張る、あと一晩！」

こんな方がいるから日本は捨てたもんじゃない。そう思います。

でも、大村さんだって８０歳？矍鑠としていらっしゃいますが。

大村さんとお付き合いのある方がご先祖を大事にしなさいって言われたそうです。先に生まれた優秀で尊敬できる人の考え方を引き継いでいくのは我々の役目ですね。文明と文化が正比例するように人間は考えて動くべきだと思います。

自分のできることをしよう。私も人間のうち。

ささやかでもだれかの心に響くような絵を、いつかは誰かの心に寄り添うような絵を描けるようになりたいと思いました。