小さい絵、大きい絵

今日、教室をまわりながらメモスケッチした小さい絵です。この度はほとんど透明水彩(の描き方)。アルシュのラフなので透明水彩の描き方に向くのです。

 

ところで大きな絵を描くことと小さい絵を描くことはまったく別物です。

 

でも大きい絵を描くから小さい絵が描けるようになり、小さい絵を描くから大きな絵が描けるようになっているような気がするのです…私は。

教室の方にもきっと機会があったらすすめようと思います。

 

つい小さい絵を描こうとします。確かにそれの方が楽で早く描けそうな気がします。でも絵とはそういうものではないのではないかしら。

大きい絵を描いていると小さい絵を描きたいときに大きな絵を描いたことに助けられ、小さな絵がスムーズにできます。

大きな絵を描いたことがある人にはわかることです。

日本の公募展は描かせる絵が大きすぎるんじゃないか・・・と思っていました。描くしかないから描いているんで、できるなら小さい方が良いなどとも思っていました。

 

でも違いました。この大きさを描かせてもらっているから描けているのだと思います。100号を描かなくなったら私の場合、小さい絵にも影響が出るような気がします。

今は、もう少し大きいものを描くことも必要ではないかとすら思います。

そうすると100が、もっとスムーズに描けるようになるのではないかしら。

まあ、50号などに比べ、100号以上の絵を描くことにははるかにお金もかかるし、そして置く場所にも困る。でもなんとか食べていけるうちは描き続けます。

 

とりあえず今の100号を精一杯頑張らなくては・・・はな歌歌って描こう。