朝の仕事

チューリップ 4号 (サインの前)
チューリップ 4号 (サインの前)

もう、次の日になってしまったのですが…

 

というのが今日(昨日)はグループ展の集まりがあって夜遅くになるということがわかってまして…それに昼からは娘の自転車を見に行くことにもなっていて…。

 

なんにも絵を描かないで1日が終わるということがどうも気に入らない!と思って朝からアトリエに行きました。

 

先日の教室で描いたもの1枚はまあ、一通りは描けてメモスケッチにはなったのですが、こちらのチューリップはまったく何にもできてなくて中途半場で終わってしまっておりました。

 

その失敗作を描いてみました。

 

思いの外、上手くいったような気がしてさっと母屋の方へ戻ってしまいました。今日の仕事はほんの30分。

 

話はそれますが、今日の絵の集まりで「一日に何時間くらい描くんですか?」

という質問が初めてお会いした作家さんから出た。

・・・皆さん よく描かれてますね。

 

また私の気持ちは変わるかもしれないのですが…今の私は自分のスタイルから言えば1日のうち長く描けば描くほどよいと思っていません。

(答えるのが恥ずかしいほど仕事時間が短かったということもあったので私の前で同じ質問を振られることがなくてほっとしました。)

 

自分にとっては今日の仕事、その仕事(の質)がどうだったのかというのが問題。確信が持てたか…きっかけがつかめたか、あるいは気分よく筆をおいたか…

そういう仕事の積み重ねを山のようにしたいなあ…そんな風に思いました。

 

話は戻って、どんな短い時間の仕事でも、今朝のように「あ、なんかいいのができちゃった!」ということがあると時間的には物足らなくても絵描きの心身には小さな安ど感があります。

 

今日は面白い作家の集まりでした。

 

 

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コメント: 4
  • #1

    iQ2959 (日曜日, 15 2月 2015 22:00)

    私も時間では無いと思います。
    30分で描かれたこの4号
    素晴らしいですね。

  • #2

    山本佳子 (月曜日, 16 2月 2015 09:44)

    iQ2959さま

    いつもありがとうございます。
    上手くいくとき、のっているときはほんの短い制作時間で自分でもびっくりするくらいできているときがある。
    これは、たとえば洋画でも別の細かい順番に沿って進める以外にないような仕事であったり、織物の仕事や版画の一部の技法などであったり、もしそれを自分の仕事として選んでいたらできないことです。

    洋画は私の性格にあっているなあと思います。
    もう少しうまく画材を上手く使えるようになったら、もっと楽しみが増えます。頑張ります。

    あ、このチューリップはその前に、教室で描きかけていまして、失敗したのを構図とか背景とかを少し修正してできた絵なんです。ちょっと思い切った色に背景がなってしまっていて、面白いんだけどまとまってなかったので朝の仕事はその仕上げを30分…もしかして10分とか20分くらいだったかもしれません…。

  • #3

    池畠 (月曜日, 16 2月 2015 11:38)

    こんにちは
    そうですね、一日の制作時間は、年間何枚ほど描きますかとの質問は多いですね。
    私の制作時間は朝6時過ぎから9時ごろまで、急ぐ絵もないので日中は殆ど描きません、日中は自転車、クロスワード、レンタル映画等に費やしております、ここは主婦さんとの違いですね、しかしアトリエに居るだけで気分が高揚、何か発見があるように感じますね。

  • #4

    山本佳子 (月曜日, 16 2月 2015 18:06)

    池畠さま

    アトリエに行くと気分が上がってまいりますね。
    一緒です。
    午前中に仕事をするのは目標です。
    つい、ゆっくりしてしまってお昼からになっていますが、このチューリップのように午前中に描いた方がいいような気がしてきました。

    ん?よし、池畠さんのように午前中に行ける日は一度はいってみることにします。隣がアトリエなんですよね。

    ありがとうございました。