2か月を要したこの絵も区切りをつけます。
今日、きっと描けるはずと思って、残りの時間を当てました。
この後一筆入れてサインしました。
夏の初め、ピアノ発表会のための衣装合わせに行ったときに見せた表情と雰囲気が描ければいいと思いました。
途中作りごとになって、無理かとも思いましたが今日はその最後のチャンスでした。
油彩は繰り返し描けるとはいえ、理想の順序というものが日本画と同様にあり、それなりの計画がいるのです。そこの調整や予想が全く立たない時期がありましたが、ちょっとわかってきたようです。
これはストレスが減ります。
正常な工程で仕上げることができてよかったです。
さて、しばらく東京へ行くため制作が途切れますし、もしかしたらブログも途切れがちになるかもしれません。
でもできるだけ一水会所属で会員である立場になった以上、一水会の良いところを十分に味わってお伝えできればと思います。
この度はスケッチ研修にも参加します。なかなか学生の時でさえなかった経験です。風景は初心者同様。(参加の皆さんには10月の体験講座に受け売りでお伝えできますし…。)
今回は人物画を長く描いてきた眼をもって共通点を見つけ、確認をしてきたいと思っています。
何より楽しみは仲間と会えること、そして先生方のお話を聞けることです。
正直この時期に1週間以上制作中の作品を乾かし、送って返してもらう時間に要するのはつらい。何たることかと思います。
毎年気分的にもまいりますが、行くと決めていてよかったと思います。
20年以上、欠かさず参加する懇親会、そして今回の研修でもやはりそれだけの勉強のもとを頂けるように思います。
後は自分次第。どれだけまっすぐに自分の表現ができるかにかかっています。
今年は個展と日展と制作追い込みが並行であることもまた、自分にとってはよい経験ととらえて励みます。
明日は教室です。
コスモスの苗10鉢用意しました。
それとピオーネやら梨、柿などの季節の果物も準備。
コスモスは切り花にするのではなくそのまま描いてみることに挑戦しよう。
いろんなことの準備が絵描きの頭で進んでいきます。メモなんて何の役にも立たないので困ったもの。
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山口好三 (水曜日, 17 9月 2014 23:12)
9/21は、朝一の飛行機で、行く予定ですが、巻いて持参しますので、絵は、今、乾燥に入りました。もう、描きこめないので、なんかホッとしています。9/23は、おいしいお酒を飲みたいです。そして、来年こそはという思いを胸にきざみたいな。「衣装合わせ」、とっても素敵です。凛とした清潔な色気を感じます。咲き始めた花の持つ魅力が満開です。素晴らしい作品です。
山本佳子 (木曜日, 18 9月 2014 00:30)
山口さま
いつもとてもうれしいコメントを下さり、ありがとうございます。この6号は苦労をしたので絵を見たらわかってしまいます。でも、そんな風に言っていただき励みになります。
本展、そうですね。来年こそは…。
会場では本当に恥をさらしているようで恥ずかしい。今年は絵柄が違い額が合わないため、どんなものか試しに貸縁であることも自信ない。
先にできたと思った一水会の絵が先に出ていき、今日展に向けての最終段階です。一水会のはできたと思っただけ、そんなはずはないのです。
手元にあるほうは一水会と同じあたりには来ているみたいに思いますがさて…。帰ったら飛んでって絵を梱包からほどき、仕上げができたらと思います。
23日の懇親会はおいしいお酒を飲みましょう。