研究会から帰りました。

画像は今朝、池袋のホテルメトロポリタン23階からとったものです。遠景がきれいでした。

こういう絵も描きたいと思っています。

 

さて、昨日、今日(7月20,21日)は一水会の研究会でした。

年に1,2度ですが先生方の指導が個々で受けられる貴重な機会です。

先輩先生からのご指導なんて「なんだ、つまらん」と思っている絵描きさんもあるかもしれません。実は私も東京まで行く暇なんてない!描かないと間に合わない!!この度もぎりぎりまで決められずにいましたし、以前には打ちのめされた思い出の時期もありました。(続きあり)

私は特に東京が好きで行くだけでもなんだか気分がいいので若いころからよく出かけおりました。それが幸いして億劫になりがちだったり、人様になんか見てもらわないで実力で…なんて思いがちだったりするところを何とか今まで参加させてもらってきました。

 

参加してみて参加する側のメリットがあるといえます。

ハッキリと。

日展など、公募展に参加させてもらっていることにもメリットがあるからです。

 

今回もですが研究会に参加するのはただお付き合いであったり、同じように描いてこられている日本全国の画友と会え、絵の話ができる機会であったりというだけのものではありません。

 

自分が目指す方向がはっきりすること。

それにその方向に確信を持って進めるようになること。

 

これは最近のことですが、一人でやっていたら方向もぼんやりとしていて確信も持って進められてはいないでしょう。参加していなかったら今の私での今の良い状態はもっと先になっていたと思いますし、時期を逃していたかもしれません。きっとそうです。

もちろん、同じ会の仲間にはっとするようなヒントをもらうこともあります。

 

そして、他の方の絵も拝見できて先生方がここは言われるだろうな…なんて思ったところ、やはり先生がそう言われたりすると自分も見方は正しかった!なんて自信もつきますし、先生方の指導のされ方が帰って自分の教室などでも、また絵を描かれる後輩へのアドバイスの参考になるわけです。

 

今日はよかった。

絵を描く人にお伝えしたいことが山ほどあります。

それぞれの絵描き最中に、そして絵の話ができるときにこの貴重な体験、それを伝えることは一つ、私の仕事かもしれません。

 

研究会、私の絵は今回はあまり細かなことは言われませんでした。

「やってみなさい、できるできる」って・・・。

15号を2枚もっていったのですが、やさしくてあたたかい先生のお言葉はやる気に拍車をかけます。

 

みなさんにも言われましたが「絵は最後は自分で決めること」とも。

そうですね。自分の絵ですから自分に責任があります。

 

画像は昨日、食べてしまったスイカ(カード)のケーキです。ホテルのパン屋さんで売っていました。季節で中身が違うみたいですがこの度はアサイーが入ってました。

さて、今日は、研究会会場から帰り道間違えて反対方向に結構歩いて(ドジ!)新幹線まで間に合うぎりぎりで走ったし…久々に運動してた頃のように汗かいた。

 

帰って、子供のピアノのレッスンにも行ったし…あー充実。

もう寝ます。

 

 

 

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コメント: 3
  • #1

    山口好三 (水曜日, 23 7月 2014)

    一水会の初夏のころ、日展の夏の娘、透明感の中にあって、とても愛情にあふれた作品で、本当に素敵です。画面の隅々まで微妙な変化にあふれています。蕨の会場で見させていただいた今年の作品も、いい雰囲気ですね。一水会の工房のあたりからの作品が、好きです。山本作品のファンとして、応援しています。私は、津山の転車台が好きで、通っていましたが、今年から、モチーフが変わりました。自分の気持ちを確かめながら、手探りで描いています。決めたことは、バーントシェンナーから、離れようと思っています。

  • #2

    山口好三 (水曜日, 23 7月 2014 00:58)

    ブログは、なかなかに更新できませんが、ヤフーブログです。amenimomakezu です。

  • #3

    山本佳子 (水曜日, 23 7月 2014 09:17)

    山口さま

    コメントいただきありがたいやら、お恥ずかしいやらです。
    山口さんの絵、初めて気になりましたのはごく最近のことですが津山の転進台でしたか…。
    モチーフ自体にはあまり興味がありませんでしたが一水会にはすごい方がいらっしゃるのだなあ…と思いました。
    それでこの度ブログを拝見してびっくりしました。

    人物が素晴らしいです。
    いっぺんにファンになりました。
    少しやんちゃな硲伊之助の絵は私も好きですが硲先生の人物画のような印象です。
    風景を描かれるあのしっかりとした画風とは別の柔らかい感覚も持っていらっしゃるのですね。

    今後ともよろしくお願いたします。
    コメントいただき感謝です。