毎月1枚の人物画

今日は月に一度の人物画のカルチャー教室でした。

モデルさんは毎回、交代で学生さんをお願いしています。

今日の学生さんはとてもすらっとした長身のファッションモデルさんのようなお嬢さんでした。

 

教室は新しいお二人を加えて狭いくらい。それでも2ポーズは私も参加させていただいています。

一番後ろの隙間から4号のスケッチブックに…。まだ、腿の下の線、椅子を支えるものもなく仕上がってはいませんが雰囲気だけはちょっと出ました。

 

教室ではパステルも木炭もあり、もちろん不透明水彩と透明水彩、それにデッサンや色鉛筆も。

皆さんそれぞれ格闘していらっしゃいます。時々お声がかかったらそこへ飛んで行って、アドバイス。

私の教室は良いところはモデルさんがちゃんと来てくださり、20分×5ポーズ座ってくださることです。

これ以上のことはなし。

 

今日も本当にきれいで魅力的な人でした。あとは描く側が何を感じてどう表現するかですね。その部分が重要なので私は邪魔にならないようにしたい。それでもちょっとアドバイスしたくなってしてしまうことがあります。どうぞ、ご自分がうまくいっているなら(引っかからなければ)気にされないで進めてくださいね。

 

初歩的なこと、デッサンやバランスの狂いは申しますが、よく見て肩の力を抜いて気分よく描くことを目指されたら自然と描きたい絵が見えてくると私は信じています。貴重な日曜日の2時間半です。向かいたい方向が見つかったらそれに向かえる時間にしてもらいたいと思います。

 

初めての方はかたくなったり、「なんて難しいのだろう、描けない!!」とがっかりしたりします。

描けないことがわかったら、とりあえずそこからスタートです。

 

数枚で描けるものではありません。徐々に楽しくなり、そして苦しいこともあります。

浮いたり沈んだりしながら絵を描くことは楽しいと思えるところまでいけるといいですね。

そんな仲間が集まってくるとっかかりの教室にしたいです。