本日から27日、日曜日まで玉野市文化祭の洋画展が玉野市民ならどなたでも発表できる展覧会としてこの時期毎年開催されています。
誰でも、と言っても力作がそろっていて見ていると勉強になるんです。好きな絵もたくさんあります。洋画85点ほどが展示されています。
昨日展示作業の時に会場風景を撮ればよかった…今日締め切りの絵を描いていて会場には行けていません。
画像は出品作です。描きはじめ、格好よく描こうとしたのが間違い…いろんなところに無理がでてバラバラの嫌いな絵になったので一回ほとんどつぶしました。
それから、もう一回モチーフ組んで描いたらなかなか正直な絵になったような気がします。
と言っても見えたままでなく気持ちに正直に描いたということです。
昨日の搬入時にそれにすぐ気が付いてくださる方が声をかけてくださり、とてもうれしかったんです。いわゆる「達者な絵」でなくとも「見たまま」描けてなくても見る方に絵を描いていた時の感動のようなものが伝わるんですね。
見たままでないので「いいですね。」と言ってくださった方は左の緑をブドウと思ったそうです。
実は青い小さなリンゴなのですが、別にブドウでもいいのです。
丸の形だけとって色ついてないものもあるし。
絵を描くということは本来孤独ですし、答えがはっきりしていないときは不安です。
それを見てくれる人が「いいね。」と言ってくれるとその不安は取れてうれしい確信に変わるのです。
決してひとりで描いているんじゃないのですね。
絵を描くことが好きな人の絵ががみんな同列に展示されて鑑賞できる場は大事だと思います。
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