20年ぶりに岡山と東京、バス往復を強行しました。 いつの間にか、もう無理と決めていましたがそうでもなかった。
日ごろ東京をはじめ関東方面には「行きたい!」と思うきっかけは常に多い、されど新幹線で行くのは日帰りの滞在時間は数時間しかない上、3万円以上の出費を伴うので普通の主婦である私にとってはキツイ。
頭を使おう。行きたい順番にできるだけ多く!ちょっと腰と首が痛かったけど滞在時間は14時間、費用は半分。大満足の丸1日でした。
行かずにはすまない思いあり、行ってよかった。やはり「流石」でありました。かっこいいなあと思います。
感激の連発でした。
とにかく「すごい!!!」のです。もう何にも言えません。
色々な思いがわき上がってきます。大きな世界。広くて温かな懐。ホッとする半面、今と昔、時代という大きな力。何にもできないちっぽけなわたし。
東京行きの前、胸につかえていたものが消えました。のどの痛みもなくなりました。不思議。 頼って行かせていただき正解でした。
絶対行きたいところ以外は計画しないで参りましたが、新しくなった東京都美術館や東京美術倶楽部までやさしい先輩のお陰さまで遥か上の方にある世界を見られて、現代の美術界を地方岡山の絵描き人として眺めることができました。感謝です。やっぱり東京でした。この秋、個展をさせていただく渋谷の東急本店もそっとうろうろ(ビクビクともいう…)しました。素敵なところでした。まだ夢のよう…。(以下続く)
実家に預けていた娘のいる田舎につくと駅前はこんなにきれい。
厳しさを含んだ華やかさの頂点を見せていただいて帰ってこの風景も新鮮です。
画像はすぐに土手沿いを占領する黄色い花。いま満開。これは菜の花より少し濃い黄色で、遠くの山とアスファルトの灰色ときれいなんです。
右に並ぶ自動車は駅の無料駐車場。
山陽本線のくまやま駅に降りたのは私ともう一人だけでなんとものどかです。
お昼、玉野に帰るとまた庭に咲く花の顔ぶれが交代していました。
「早く描いてね。」とせかされます。
その花たちは描けるかな?
気になりながら、もっと描きたいものが見つかってうずうずとしているその気持ちを今日はそのまま絵にしよう。
ぜったいこれだ!と思うその確かなものを描き始めてみよう。
以下、描ききれない今朝の春の庭より。
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