「バルールが狂っている」・・・よく聞く言葉です。
バルールを考えて描き続ける経験の長い絵描きはそれが見えるようになるはずと思います。また、人の絵についてはそれがよく見えるが、自分の絵に関しては見えにくい…ということも言えるこの「バルール」です。
最近はそこには重点を置かず、わかっていて狂わす絵描きもいるでしょう。
作品展中、ある人に「バルールが狂っていると言われました。どういう意味でしょう」と聞かれました。
ウィキぺディアで調べると言葉での解説がありました。彼にはそう伝えましょ。
バルールという言葉自体が難しいので教室などでは普段使いません。
私は簡単な言葉しか持ち合わせないし、なかなか説明が難しいので考えてしまいました。
さてさて、やるべきことたくさん。さて、今日は娘の看病しながら時間が取れたら、制作をしようと思います。花も描きたいです。
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森敦子 (火曜日, 29 3月 2011 11:58)
1990年代に、アメリカのカルチャースクールに通った時は、先生がバリュー(value)としばしば言っておられて、それ何?って聞きました。バルールのことですよね。
絵は明暗が大切で白黒写真にしてもおかしくないように、
色は寒色系と暖色系のバランスが大切みたいに言っていたと思います。
私の英語理解に間違いがなければ、
アメリカでの教え方はシンプルでした。
お教室は人物画でした。楽しかったです。
山本佳子 (火曜日, 29 3月 2011 13:06)
アメリカでも学ばれていたのですね。
絵を描くことに厳しく、真剣にいろいろひとり考えはするのですが絵を見ないで言葉で説明しようとしても難しいです。
確かにすべてにおいてバランスが良い絵はできているといえますね。Valeur(バルール)はバランスのようなものをいうのかもしれません。関係が崩れると狂ってきます。
あちらの方々を描くのは素敵ですね~。私も外国の方を描く機会は少ないので人物画教室に行ってみたい気がします。絵になるでしょうね~。