先輩が「40代、50代は色々あるよ。」と教えてくださいました。
そうだろうなあ・・・と予感はします。
そして、思い切りの仕事を40代50代にしておかなければいけないと言う思いがあります。
彫刻家舟越保武と佐藤忠良のおふたりが、80歳のころ。
番組でおふたりの制作を取材したものがありました。
感動したので中学校の教員のころ、録画して行って授業でよく中学生に見せました。
その中で、ご自身の仕事を振り返って「40代の頃いい仕事をしていたなあ」と佐藤忠良がつぶやきます。
その番組について、ついでに…佐藤忠良の制作中の作品が支柱からドサッと落ちる事件が撮影中おこりました。それを「倒れたんですよ」と取材側が伝え、舟越保武は「モデルが?…自分が?…」と聞き返すところも感慨深かったですね。
舟越保武にとって想像もしない、一番倒れてはいけないもの、それは制作中の仕上げ間近の作品…だからです。「なんでだよ…」ととても落胆しておられました。
甘いことを言っていてはいけないなと思います。
さて、明日は後回しになって年を越したアトリエ掃除をしよう。
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