制作開始

数日前から今年の夏の制作にかかりました。

色々とやってみたいこともあり、そのひとつに裸婦。
今までちゃんとモデルさんをじっくり描いたことはありません。
学生の頃は習作をたくさん描いてましたが。。

私の父の叔父(山本仁朗)が光風会にいました。
何度かおばさん1人になってから尋ねました。
要町というところに住んでいて尋ねると必ず出てきてくれ、あらかじめとっておいた握り寿司をご馳走してくださった。
品よく並んだ握り寿司の真ん中は鯵。生姜が添えてありました。

特にこれといって理由があるわけでもなく尋ね、アトリエを見せてもらったり、父から聞いていた裸婦モデルさんの面影、小さなサンダルが玄関によくあったこと。

絵描きってどんなもんなんだろうと若い私は興味津々でした。

おじさんの絵は、裸婦が多かった。とても綺麗な色で美しかったのを覚えています。
色気とか、デッサンとか、そういうものから離れている絵でした。
確か、写真や絵葉書が残っているはず。また紹介します。

私も裸婦を描くなら美しい色の統一感や、その形の作る面、影、そういうものを使って絵を作りたい。

先日、裸婦モデルさんを頼んできてもらいました。初めてのこと。

やはり美しいものですね。

これらをどう絵にしていくか、また楽しみができました。

数枚描いてみた1番小さな4号の絵が、アトリエのイーゼルに乗っています。

大作と並行して他の絵にプラスして描いていきたいと思います。

何度かブログ、画像を載せようとするとエラー(^^)

やっとできた!更新が遅くなりました。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    北野の空 (月曜日, 14 6月 2021 08:42)

    こんにちは。
    長引くコロナ禍で悶々としてしまいそうですね。
    でも、そんな中、山本先生のブログを訪問させていただくと、そこには爽やで生き生きとした絵の世界が広がっていて、気持ちが一気に健やかになりそうです。

    上のヌードの絵、とても素敵ですね。
    色面の色のハーモニーが美しいですね。
    アトリエの中で見えた空間、色そのもの?では、きっとないですよ!?
    画面の中で、やはり創り出す色面ですよね!?
    と、質問になってしまいました。

    山本先生の、いつも生き生きとした、絵、生き方に刺激を受けています。

    時節柄、ご自愛くださいませ。

  • #2

    山本佳子 (月曜日, 14 6月 2021 19:20)

    北野の空さま

    いつもありがとうございます!
    こちらこそコメントをいただきますと元気になれます。

    アトリエはもう20年以上使っていますので、大きな絵も積み重なり、物が増えてごった返しておりますが、絵の中だけは自分が好きな空間へと変えていくことができます。
    全く嘘は描けませんので多いものを省略し、3つあるものをひとつにまとめてみるとか、色味を絵に合うように作ってみるとか、色々やってみています。

    おっしゃる通りで、線と色面で。。

    北野の空様も、どうぞお元気にお過ごしください。