乾くのが待てない

田舎でまた、河原を見てきました。

スケッチしようと背中に画材を背負ってうろっとしたとき。。
犬?野犬か?イノシシ?いや、何?確かに茶色の塊、生き物、犬くらいの動物と目が合いました。

一瞬、それとばっちり目があった。
その瞬間、突然それは猛烈な速さで背の高い草むらの中をダーーーッ!と走っていった。
なんだったのか??

少し怖かった。。いつもの場所です。やっぱりいるのですね。
空にいる雲雀だけではない。

そして、少し怖かった気持ちがもう少しだけ高まって、後退りした。

そして草ぼうぼうの場所から歩いてきた道に出ると黒い長いものが。。草むらに移動していくのが見えた。見てしまいました。。

蛇!

結構大きかったです。。

これにはとどめを刺され、そそくさと退散してきました。

実家で窓際に庭に咲く花をセットしてウォーターフォードの水彩紙にちょっと透明水彩風に描きかけてみたけど、これが、ここで止まるんです。

やはり止まる。

ここで描き進めると必ず全部お水で混ざって台無しになることが見えていて、乾かさないと次に進めない。
私はここで待つことができません。。
気持ちがあるのに描けない、待たされるの無理。わがままですね。

それも透明水彩を描かない理由かもしれません。やり方はあるんでしょうね。ちゃんと習ってないからなー。

ガッシュも習ったわけではないけど、乾いてなくても混ざらないから進めることができます。

左はここから先に進むとダメになっていくだろうとやめた絵。
右は、その後何か描こうとして退散した今日の河原のらくがき。携帯で撮ってきた画像で描き始めたので画面がすぐ暗くなってやりにくい。

こちらも最初は(ワトソンでしたので)透明水彩のように始めたけど、ほんの数分で、乾くのを待たなくてはいけないところに来てしまいました。

「やっぱり不透明。。」

とぶつぶつ言いながらガッシュの描き方にしてしまいました。

そうすると、なんとか進められます。仕上がってはいないのですが、描き進め方がガッシュが楽です。

水彩は私にはやはりガッシュ(不透明水彩)があっているようです。

油彩とガッシュが好きです。