不具合か?

ブログの更新が2回も続けて、失敗。
表題のみで本文がなし。。
なぜか。不具合でしょう。失礼いたしました。

今度はうまくいくかな?
暑くなってきました。少し前から夏のシーズンインで、今は日展と地元岡山の県展に向けて制作を始めています。

公募展なので発表前にここに途中を載せることができませんが…

他にも色々と描いています。
今日の画像は紫陽花を教室でメモしたもの。
4号の水彩、ガッシュです。

ガッシュ(不透明水彩)と言えば、5月は中止となってしまったのですが、来月大阪で不透明水彩の講座があって行ってまいります。
ガッシュは油彩を描く人には並行して使っていただきたいし、透明水彩をされている方にはなお、超おすすめの画材です。実は透明水彩をされる方には特に絶対に役に立た画材だと思っています。
 
透明水彩はとても美しい。。でも美しく仕上げるためには余分な手をできるだけ少なくしないといけないという難しさがあります。
いじっているうちに汚れて本来の美しさから遠ざかり、思ったようにならないことが多いです。
そういう失敗が不透明水彩にはないのです。
とにかくこれでもかというくらい加筆修正できます。
そして、それを繰り返すうち、余分な手が減ってきて、結果的に透明水彩を描いた時にいじくらないで仕上げることができるようになります。
そこをお伝えできたらなぁ。。思い切ってはみ出してもいいので勢いのあるタッチの練習ができます。

私が透明水彩をしてこなかったのはいじってしまうと取り返しがつかなくなるからです。
しかも、私の描き方は油彩もそうですが描いている途中に変更したいところがたびたび出てくるので、計画通りにはいかない。。そんなタイプなんです。
私と同じタイプの人にはガッシュがいいはずです。

これまで、一枚の繪(一昨年前の7.8.9月号)、そして発売されたばかりの美術の窓最新号(7月号)など何度か技法について美術誌に掲載していただきました。
お伝えできそうなことはまだたくさんあります。
不透明水彩についてはこれからもちょくちょくブログにも書いていこうと思います。

 

楽しんで自分の絵を描くために役に立つ強い味方です。

さて、ご飯しよう。

今日は昨日下ごしらえしておいた鶏肉の海賊焼きと新玉ネギと新じゃがで肉じゃが。それに小松菜の和え物です。
 

 

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コメント: 3
  • #1

    原田 剛 (月曜日, 22 6月 2020 18:16)

    これもすてきですね。先生はやっぱり花の絵が一番いい。花の絵だけを描くことでブランディングもできると思うんですが。写真家の秋山庄太郎みたいにです。

  • #2

    山本佳子 (月曜日, 22 6月 2020 19:13)

    原田さま

    いつもありがとうございます。
    ほんとですか。うれしいです。花の絵だけでも…
    もっともっとたくさん描きます。

    若いころは花の絵なんてめったに描かなかったのですが、教室のおかげもあって、ここ十何年か自分で絵になりそうな花のモチーフを準備して教室に持って行ってそれを皆さんと一緒に描いてきました。
    成果が出てきたかもしれません。

    ガッシュは描く時間がとても短くて感動を表すにはもってこいです。
    毎日のように飽きもせず、感動して描いています。
    秋山庄太郎、よく知りませんでした。
    花の写真をたくさん撮っていらっしゃるのですね。
    ちょっと調べてみました。素敵ですね。
    ありがとうございました。

  • #3

    岡本東行 (火曜日, 23 6月 2020 09:01)

    先生が良く言われている、ガッシュをやっていると透明水彩も上手になるという意味が理解できなかったのですが、この文章で意味が分かりました。手数を少なくするというのが透明水彩の肝だというのは確かだと思いますが、ガッシュをやってそこへたどり着くのは、これまた遠い道のりに思えて気が遠くなりそうです。