筆の手入れ

穂先が外に開いてしまった筆 「これこれ、私のもそう!」と思った方、お試しくださいませ。
穂先が外に開いてしまった筆 「これこれ、私のもそう!」と思った方、お試しくださいませ。

何度となくここで水彩は不透明水彩が面白いですとお伝えしています。私も圧倒的に普段からよく描いている不透明水彩ですが、ナイロンの筆を使っているのです。この筆は天然毛の筆に比べ摩擦には弱いのだけど、それをわかっていても筆をガサガサ使いたい時があります。筆が傷むのを気にして遠慮しながらやさしく使うのは違いますから…
  
で、そうやって使ってしまうと画像のようにすぐに筆先がダメになります。
使われている方もいらっしゃるし、思い当たる方も多いと思うのでちょっと試してみたことをお伝えしますね。激しい使い方に画像のようにバサバサ(T . T)
 

見た目は直った様子の筆先
見た目は直った様子の筆先

何を試してみたかというと、鍋で湯を沸かし、湯煎だけでは無理。100度では変化しませんでした。無理か…ダメもとで次に試したのは火にかけたままの鍋のお湯にしばらく筆を付けてそのまま内側に沿わせて穂先を下にしたまま「チリッ」と音がするくらい当てて撫で上げる!一度で戻るものもありますが、画像くらいのものだと、数回。

これで、このくらい元に戻ります(^。^)

すばらしい!
 
いくら消耗品とは言え、もったいなーい!と思って捨てられ素に置いてあったものを使ってやってみました。2,30本くらい…ほぼ見た目はもとに近い状態となりました。アイロンを描けたみたいな感じですね。最初は湯銭のつもりでしたが、われながらいい思い付きでした。
ただ、まだこれを使っていません。形が元に戻っても熱で変質して使い心地が変わっているかもしれないので、試して、またご報告します!

一昨日、娘は登校日でお昼で学校が終わりなので迎えに行きました。
それで久しぶりにアフタヌーンティーで食事。
キッシュや小さなハンバーグの乗ったプレートを食べました。
ちと、物足らなかったかな?
随分お姉さんになった娘も描いてみると楽しい。

 

お店のテーブルの配置がコロナ仕様でした。

ゆったりとして隣の席が目に入らず話し声もほぼ聞こえない。

お皿を下げる店員さん、そして、その後には消毒もこまめにされていました。


画像は描き始めた4号の油彩です。

仕上げたものもあります。
少し前、どうも納得がいかなかった絵ですが、キャンバス張り替えてようやく纏まりました。

「カリオストロの城」ではこの車のクリームイエローをルパンが乗りこなしていました。色違いです。
この町はモンテサンタンジェロ。イタリアは小さな路地がたくさんあるのでこのフィアット チンクエチェントは500cc、小さな車体で洒落ています。町の雰囲気にこの色もとても合っていて絵になります。

こんな絵もたまにはいいかな。
この絵は一枚の繪に。。もうすぐ送り出します。

 

おいしそうだったので、思わず写したおとといのランチ画像も。。。↓↓↓