油彩と水彩

水彩も油彩も描いているのですが、水彩は手軽ですぐ始められ、乾燥を待つ時間も短いし、1回で仕上げまで進められます。
そして、絵具を重ねることも知れているのでそれだけの時間と絵具の重なりの中での表現の幅。
油彩はそういう水彩のような描き方から、乾燥を待って加筆していく時間と絵具の重なりの中でのうんと広い表現の幅があります。

油彩はそれだけ表現に幅が出てくるので自由だとも言えますが、これが自分の絵がどこに収まるのか、どこが自分が描いている絵にとって合っているのか、うろうろしてしまう時がよくあります。
 
その時々の様式、方向みたいなものが決まっていて持っているけど、対象の雰囲気や小さな絵、大きな絵、制作にかけて行きたい時間によっても変わります。難しい。
私の絵はまだ油彩についてはほとんど決まってないような気がします。
素直に小さな絵を描くとそんなに悩まないのだけど時間をかける方の描き方が決まらない。
とりあえず、今日は3点、触りました。

これはモンテ サンタンジェロに滞在した時に出合った場所。

難しく、たくさん盛り込みすぎていたのをキャンバスを張り替えてなんとか。。

娘の絵は先に水彩でスケッチしてその後油彩にしています。久しぶりに座ってもらった娘は大人っぽくなっていて、新鮮でした。続けて描きたくなったのです。

しかし、これも顔はなんと潰し、形もどんどん変わって今がこれ…悩みながらです。

バラも水彩でスケッチして油彩は落ち着いた絵にしようと試みています。

 

さて…絵描きの日常もコロナでかつて経験しなかった、教室もない、家族もみんな家にいる2か月という長い期間がありました。

そろそろ、私も外に出ます。教室も来月からは再開しますし、戻る。。。というか、この期間を経て教室の皆さんも待ち遠しいと思ってくださっています。その時間…取り戻す以上に前に進めればと思っています。

 

ここからは見てくださっている教室の方へ。。

 

今まで以上に楽しんできて下さっている皆さんの絵が少しでも前に進むように、お手伝いできる場になればと思います。

私も含め、絵を描く人は自分の絵の進むべき方向を探しながら進んでいます。


教室はモチーフを準備することを飛ばしてエネルギー全てを絵に集中できる場所と時間を持つ場です。

どうぞ、そういう時間にしてくださいね。

 

ミカンの会、UNOは6月の予定通り。

天満屋教室は連絡があると思います。

UNOと天満屋、6月の最初の人物画の教室はモデルさんをお呼びしないで画像を使っての教室にしてみようかと考えています。

いつもと違うことを。。こんな時にしかできません。

 

モデルさんにマスクをしてもらう手もありますが、念のためとも思います。

 

様子を見て、6月の天満屋教室2回目あたりから通常の予定となります。逆に楽しみにしてきてください。

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コメント: 2
  • #1

    マルイ (火曜日, 26 5月 2020 02:45)

    教室再開 よかったです。 ネコパンチさん 一枚の絵 拝見しました。とても嬉しいです。

  • #2

    ひぇぇ〜〜!� ねこぱんち (火曜日, 26 5月 2020 14:24)

    ありがたいやら、
    恐れ入るやら、
    \(//∇//)\
    ありがとうございますっ!!
    先生の お教室が始まるのを
    ただ、ただ祈っている毎日です。