楽しいことはきっと伝わる

季節は移り美しいバラが咲き誇っています。
満開の薔薇の花の種類も移りました。
今日、見頃なのはピエール ド ロンサールの白。
とっても綺麗。。綺麗すぎて描けませんでした。眺めてため息。

このバラは絵にするのが難しい。綺麗すぎて。。
代わりに庭でもうそろそろ終わりかけの名前の思い出せない花を摘んで帰って描きました。
今の私にはこっちの方がしっくりきました。

久しぶりにいつも使うストラスモアのスケッチブックではなく、アルシュのサチネ(極細)を使ってみました。

終わった花がらが付いたままになっていましたがそれも含めて美しく感じたのであえてこれもそのままにして描き始めました。

アルシュという水彩紙は難しい紙。
特にこの極細の紙は上手になんてとてもとても描けない紙です。うまく操れないのに好き。
この紙は鉛筆の線なんてうまくいけばこの紙に勝る紙はありません。
高級なのでどんどん使うわけにもいきませんが、これからはたまには使いたい。

今日はもうすぐ締め切りの原稿づくり。それからこの絵を描いて、もうひとつ人物を待ちきれず始めました。

モデルさんは以前、描かせてもらった可愛い少女。。今はもう中学生です。
素敵に成長されていて驚き、感動します。
この魅力的な女の子をどう絵にしよう。
楽しみはしばらく続きます。

私が楽しいと思ってやっていることはきっとその楽しさをわかってくれる人がいる。今日はそう信じられるような気がしました。