本。。

いよいよ、個展も終わったので次の制作、そして。。。「ガッシュの本」の製作に向けて準備が始まります。

不透明水彩の技法書は今、ほとんどありません。

本を作るとして、技法書?でしょうか。
思うところは正直、私の絵のような絵を描く人が増えることが目的ではなく、「それぞれの自分の絵を見つける手段としてガッシュという画材がとても有用である」という点が大事なんです。

本を読んで(見て)、自分も、自分の絵をこの画材で見つけたい!と思えること。。
そうだとすると。。どうしたらいいのか?難しいなぁ。。

悩んでいます。
出版社の担当の方もすごく考えてくださっていて、ブログ、個展その他、いろんなところで私の絵を見てくれている人、教室の人などからご意見をいただいてくださいと言われました。

さて。。不透明水彩の本を出すにあたり。。ここを来てくださっている皆さんに、お願いがあります。
どういう本にしましょう。。

ガッシュは「修正しながら描き進められる」ことが最大の利点です。もちろん、修正しない手が残ることは目的ではあります。
修正しながら描いていく制作過程は画像で説明することは(正直に飾らずやっていくとなると)行ったり来たりで難しい。画像ではかっこよくもスマートにもなりません。

それなら動画付き、つまり、QRコードでもつけて製作の過程が見えるようなものにするという方法もありますよね。
そうすることで、技法の説明のための画像が紙面をモタモタしたを省略しないでしかも、それらが紙面を占領する面積が減ります。これは1つ有効。
ガッシュの特徴を使って描いた私の絵は不透明水彩の特徴を見るのに適しています。独特のにうつるらしい作品をたくさん見ていただきたいので作品掲載の割合を増やすことも可能。
そして画材の説明はきちんとして、おすすめのものは載せる。
1番大事な、絵を作るときの考え方や画材でできる可能性についてたっぷり文章で伝える。。

今思っているのはそんな感じです。

どうでしょうか。。

画像は今日描きかけた油彩のモチーフ。。小さな絵にします。

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コメント: 2
  • #1

    原田 剛 (火曜日, 10 12月 2019 18:18)

    先生、お疲れ様です。本、とても楽しみです。製作過程ですが、ビデオを撮ってDVDで本に付けるのはどうでしょう。できればYOUTUBEチャンネルを開設してもらって、そこでたくさん見れるのが希望です。

  • #2

    山本佳子 (火曜日, 10 12月 2019 19:25)

    原田さま
    ありがとうございます!そうですね。
    画像よりもDVDなどは制作過程がわかるし伝わりやすいですよね。
    ぜひ、そういう方向で考えてみたいと思います!

    少し時間がかかるかもしれませんがよろしくお願いいたします。