難しいから

今日は人物画の教室でした。


皆さんと描いた小さなスケッチ。学生さんに帽子をかぶってもらうと、思った以上になんだか素敵です。

よく似合っていて、いつもと違う絵が皆さん、それぞれ描けたのではないかと思いました。

顔が影に入るのでそれがまた雰囲気があったように思います。はっきり見えないところははっきり描かないことができたら。。
よかった。

このところ、こういうスケッチが少なく。。いや、そうでもない。他の仕事がスカッととうまくいかないことが増えたんだと思います。
なんだか悶々とする時もある今日この頃。

 

今日のスケッチはうまくいきました。スカッとしたような気がします。

モデルのTさんに感謝です。
  

個展への出品作品も仕上げのタイムリミットが押し迫っていて、それでもこのくらいでいいやとは思えるわけもなく、相当のストレス。

こんな時なのに教室帰りに、多分今日しか行けないので熊谷守一展を見てきました。ほんの30分ほどでした。
チラッと彼の言葉を読んだ。「放っておいてくれ」

何か、思うところがありました。また、本を読んでみたいと思います。
絵については、下塗りをした乾いた板に生の気の利いた色の絵具で一気に描いたんだろうな。
そして、その構図を下塗りまで綺麗にこそげてその線で決めてある。
1つの様式を確立していて、なるほどと思いました。
これもありなんだ。。すご〜い!

もう疲れてしまって、夕ご飯はセブンイレブンのおでんになりました。久しぶり。

その後、夜も制作。
わかったことがあります。
絵描きはなぜバラを描くか。

難しいから。。

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コメント: 1
  • #1

    北野の空 (日曜日, 27 10月 2019 12:48)

    山本佳子さま

    こんにちは。
    個展もいよいよ差し迫っていらっしゃいましたね。
    最後の追い込みのこの段階であっても、綴られている言葉は余裕なしの切羽詰まったご様子ですが、描かれている絵は、小さなスケッチも油彩も、豊かなゆったり感と、揺るぎない線と色彩で見事に構成されていて、本当に素晴らしい作品の数々ですね。
    いつも惚れ惚れしながら拝見しています。

    もう一息、どうぞ、がんばってくださいね。