正念場

上野公園。見上げるときれいな緑…
上野公園。見上げるときれいな緑…

9月のこの時期、日展の作品の仕上げの時期です。

一水会展と重なることもあり、100号の絵に後ろ髪をひかれつつ数日間東京にいました。
ですが、行ってよかった。
今回は2度目の会員佳作賞をいただくことができ、第1室の入り口に展示していただいていることには感激しました。
(チケットなしでも見ることができる場所でした!)
また、今年初めて開催されている一の会展(銀座ギャラリー一枚の繪  28日まで)とも重なって、会場ではいつも、ここへ訪ねてくださっている方にもお会いすることもでき感激でした!!
絵を描いた日、絵日記のように書いているブログ。絵を描いている方や絵が好きな方がよく見てくださっていて、知り合いに会うようにお声掛けくださいます。初めてお会いしてもホッとします。今回もよかったです。
まだまだ暑い中、お越しくださりありがとうございました!

さて…日展の絵はいよいよ正念場。
大抵の場合、この時期、一旦絵が煮詰まります。
それでこれではダメ、と思い切りよく筆が進むとうまくいくことが多い。これはもう何年も続けてそうなのできっと今年もそうなのです。
いったん煮詰まってぼんやりした絵は覇気が感じられない。一枚描くほどの絵具が動かないと鈍い絵になります。
大作の制作と小品を描くことは全く別。
最初に描きたかったことを迷わないこと。
大きな画面を描き進めると、必ずもたついてきますが、元に引き戻して、画面全体を生き生きと仕上げることができるかどうかにかかっています。
さ、やろう。
今年は11月11日から個展。やはり銀座のギャラリー一枚の繪で開催予定です。その準備、制作も同時進行です。
ここ、正念場!
今日は多分筆が進むと思います。