9月です。。

もう、9月です。

早い。。
秋の気配が感じられます。ひんやりした朝の空気。
そよそよと風が吹き、蝉の声が聞こえなくなって虫たちのやさしい声に変わりました。

一水会の絵が完成して出ていきました。
岡山からは一人増えて今年8名。
私の関係も含め、他府県の人も加えると10名。
公募展は審査があって、一水会は数年前までは非常に厳しくてなかなか乳腺が難しい上、会友になるにも入賞がなければ15回の入選が必要でした。
ここ数年、そういう厳しさは時代に合わせ折り合いをつけてきました。
しかし、相変わらず実力派の人が会の信条に賛同して挑戦し、手応えのある評価をされる会でもあります。

今年、一水会の作品を出す時、昨年の絵の木枠に「文部科学大臣賞候補作品」とありました!
むむ、あの作品つまり昨年の審査の折、前の年に候補になった作品は注目され、それをみてくださるんだろうな。と思いました。

昨年は丁度一水会の仕上げの時期、お姑さんが危篤で本当に大変でした。130号を描いていたものをどうにもならなくなって120号に切って、張替え、額もつけることができなくて心残りがあったのを強く思い出します。それで、逃した、とは思いませんが、神様が多分「まだまだですよ。」と言われたんだろうな。
選ばれるようになったら、そのレベルをさらに上げないといけない。一水会を盛り上げなければいけない、と思います。

今年も、同じ時期、色々とあって大変でした。でも、作品は大事に仕上げることができました。
よかった。

これから1ヶ月は日展の制作です。昨日から途中になっていた作品をまた描き始めました。スムーズに形はできた。あとは「色、フォルム、空間」に確かさと、緊張感、密度が出てくれば上手くいくのではないか、と思います。今年は、大作2点とも、全く気負いみたいなものはなく、自然に描けています。描きたい絵だから、のびのびできてる。

今年はこのまま11月の個展まで落ち着いて行こう。。きっと自分の描きたい絵がはっきりと見えたところで日展の作品も送り出せる。
そう感じています。