昨日は今年の後期の人物画教室「一緒に描こう!人物画」(天満屋教室)の初回でした。
いつも、初めの回はクロッキーから始まります。
今回は教員もしながら彫刻も絵も頑張っている二十代のUさんがモデルをしてくれました。
10ポーズ、すべて10分。
私は雑用がちょっとあって、最初の2ポーズは一緒に描けませんでしたが、8枚描きました。画像はうまくいかなかったのも含め、描いた順番にアップしてみました。画像の上でクリックすると大きくなります。
…皆さん無我夢中。うまくなってます。すごく上達している。
やはり、モデルをちゃんと見て描くことは大事です。
私も最近バタバタとても忙しくて、クロッキーは久しぶりでした。この教室でのこの時間がとても忘れ物を見つけたような時間になり、ほっと一息付けました。
元気が出ます。そういう時間があって、制作にもつながる気持ちを作ってくれます。クロッキーは絵を描く時に大事な感覚を呼び戻してくれるし、引き出しもしてくれます。
本当は飽きるほどしなくてはいけません。いや、飽きる一歩手前がいい。
なんとなく描くようになっては面白くないので、久しぶり…でいいのかもしれません。その10枚20枚描く間も、本当は紙を変え、描く道具を変え、例えば、色の紙に描くとか、墨と筆を使ってみるとか、影から始めるとか、足から描くとか、いろいろとやってみたほうが楽しいですね。
今度は筆で描いてみたいと思います。
この教室は今期、8月まであと2人ほど募集しています。人物が描いてみたい方は山陽新聞カルチャープラザ 天満屋教室までお問い合わせください。
(電話番号 086-231-7701)
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う".うらやましい!ねこぱんち (月曜日, 15 7月 2019 10:00)
飽きる一歩手前がいい
って 、まさにその通りだと、
びっくりしました。
「なんとなく 描くようになっては」
「慣れた線で描くようになっては」
「見慣れたフォルムを描くようでは」
いかん!!
と、切実に 思います。
対象を睨むくらいに見て
どうだ!?どう掴んで行こう!?
と、やって行きたいです。
山本佳子 (火曜日, 16 7月 2019 17:31)
ねこぱんちさま
飽きる一歩手前。これは言い方がどうかとは思いますが、飽きるというのは興味をなくした状態。そういう状態で絵を描くなんて本来の目的から離れてしまっています。
私もねこぱんちさんも、その他大勢の人にも言えることで、何に感動していたか…ということを忘れても気が付かないでそのままそこから離れてしまうのはいけませんよね。何のために描くんだろう。
忘れてはいけない絵にしたい、表したいものはなんだったのか。。それはただの5分のクロッキーでも起こります。
大作ともなれば起こらない方がおかしいと行って良いほど起こります。
何を描きたかった?
それを大事にいたしましょう。
私もこれからそれに直面します。
制作のシーズンです!