皆さんと一緒に描かせてもらいました。
この教室は天満屋の近くカルチャー館での「一緒に描こう!人物画」講座です。
皆さん、ほっといても自分でどんどん描いてくれます。
私はモデルさんを見つけて毎回、「一緒に描く」場を準備する人!
今日モデルを務めてくださった女性、とても素敵な方でした!
4号、ガッシュです。
上からの光、色の白い方でしたが、我慢して影に入った顔を描きました。
大抵の人は私も含め、肌の色を肌色に描いてしまう。強い固定観念があるようです。
よく見て、感じて。
影の色があるから美しいということもあります。影の色は自由になる。
目、鼻、口も、影に入ればはっきり見えない。
はっきり全部描いてはいけないなと毎回思う。しかも、大抵ははっきり見ようとすれば見えるので描こうと頑張った後、あ、まずかった、と気がつきます。
今回も描いてしまってから消しました。とほほ。
今日は前期日程の最終回でした。
7月からは後期、最初の回はクロッキーです。若い人がモデルを務めてくれます。その次はフラダンスをしている人がモデル。
後期、あと2、3名空席があります。
一緒に描きませんか?
8月以降は募集を打ち切ります。
ご希望の方は早くお申し込みください。
とっても楽しい有意義な時間となっています。
コメントをお書きください
原田 剛 (日曜日, 23 6月 2019 18:06)
先生の絵は色使いがすばらしい。特に背景処理がじつに上手い。こればかりは人に教えることができないと思います。ルノワールが梅原に言った言葉は有名ですよね。デッサンは修行で習得できるが色は才能によるものだ。
山本佳子 (日曜日, 23 6月 2019 18:35)
原田さま
ありがとうございます。
うれしいです。
ルノワールと梅原の関係はうまく行っていて、お互いを尊重しています。才能って自分の持っている感覚を組み立てて絵にできる力ですよね。
そこを目指したいと思います。
こういう色がここに欲しい!と思う感覚は人それぞれで、合わせたいと思う色も違うはずですので教室でもアドバイスは難しいです。自分ならこうしたい!がきっとある。
自分の好みを探るための場、それを提供する役目が私にはあるように思います。
真似では自分のものになりませんから。
コメント、本当に励みになります!
このまま進んでいい!と思えてきます。