風景について

まだカーテンを開けていない朝の早い時間に今描きかけている絵を眺めていたら、「あの時の感じはなんだかちょっと出てきている…」と思いました。

画像は何メートルか離れている位置から今朝画像を記録したもの。カーテンを開ける前、画像はぼんやりですが、何となくあの時の感動が出かけているように思えました。

 

昨日の夜、イタリアに一緒に行った娘が

「イタリアの風景見た時は本当に何ともいえない感動が起こった・・・」と言っていました。

確かに、本当に感動するのです。あれが表現できたら、、

 

富士山を見た時の感動も、近くの大山を見た時の感動も何となく似ていて大きな存在、長い間そこに存在し続けているものの存在感というか、私にはそんなようなものに感じるのだけど、そういうものが毎日の流れゆくものと一緒にあって感激します。

 

ちょっと思ったことがあって、メモしておきます。

風景を公募展や展覧会に出す時、外国の風景というだけそれが具象であるとそれだけで評価が厳しくなる、、、という話を聞いたことがあります。

確かに、海外旅行に行って、自分にとっては珍しいし、美しい風景なので描いてみようと思うことが多いし、そういう人は山のようにいて、そういう絵がごろごろと出品されるのですが。。。

風景を描く人は多い、上手に描く人も多い。

たくさんある中にはそれでも、ただの再現ではなく、本当の表現ができているものがあったら、その作品はしっかりと他のものと同列に評価されるべきものだと思います。

 

さて、今日はインドネシアの人に来てもらって、絵を描きます。

どんなモデルさんだろう。楽しみです。