パレットは掃除しない

金曜日、ミカンの会でした。

ピンクのスイトピーと雪柳のモチーフ、カラーとオレンジ色のユリ、ドラセナのモチーフ、そしてこの黄色でまとめた花束のモチーフなどなど。

そうだ、瓶もあった。

 

この教室は途中の絵を持って集まろう、、、というのが目的。

それでも皆さん、持ってこられるのだけど、そこでは描かないで悩んでいたり、困っていたことについて何となく糸口が見つかればその場で描かないで持ってお帰りになる。そのほうが落ち着いてできますしね。特に油彩などは道具が重い。油彩は家でやるほうがいいと思います。

油彩と描いていく過程が同じ順番を辿る不透明水彩で構図から、仕上げまでを教室で描いていく方がいろいろ気が付くことも多く、毎回、1点仕上がるのでおすすめしています。

 

私も皆さんと一緒に準備してきたモチーフを描くんです。この花の絵もほぼ全体を描いて描いて、昨日少し触りました。サインはしたのですが、もう少し描きたいとことがあります。明日何とかします。この絵は来月の名古屋の個展に持っていこうかな?

人物のスケッチ画像は昨日の人物画研究会での小さな絵です。

肩の力を抜いて描いてみました。

 

実は上の黄色のモチーフを描いた後のパレットを掃除しないで次のこの絵を描きました。

 

ちょうど、グレーも背景の黄色も残っていた色が役に立ちました。

いちいち片付けない。少し濁った色も入りますがそれもいいように思います。新しいパレットにしたときや、珍しくしっかり掃除をした時は決まって、なんとなく絵が上手くいかないのです。

そういえば、水彩が美しいのは筆洗の水が濁っているのも関係しているという話を聞いたことがあります。これは腑に落ちる話です。

 

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コメント: 1
  • #1

    鈴木桃太郎 (水曜日, 27 3月 2019 12:55)

    こんにちは 名古屋での個展拝見させていただきます。楽しみです。
    スイトピーの作品のどこに手が入るかな?下のクロッキー風人物私はこれも好きです。デモは何時ごろされますか?