当番で東京でした。

一水会の選抜展と精鋭展当番のついでに手塚雄二と奥村土牛展見てきました。

手塚作品は視点、光、構成…面白かった。

「光雨」は雨天でもうんと明るい山道の様子が描かれていて素晴らしかったこの方の絵は自分までその自然の中にいるかのように感じさせる。

水平線の不安になる一歩手前ギリギリの扱いも引き込まれるものだった。まぁ、丁寧な仕事。

18日まで、日本橋の高島屋で開催中。

 

土牛さんの80、90代の絵がなんとも力があって感動した。今月末まで山種美術館。

 

山種から駅まで歩く途中、たまたま画廊を覗いた。安井曾太郎があったから。安井曾太郎は一水会の創立者のひとり。師の師でもある。素描と水彩、油彩を3点見ることができてよかった。

あの水彩はガッシュではなくて顔彩と日本画の白だな。。と感じた。

 

背筋が伸びました(^^)

 

一水会精鋭展は17日(日)まで東京銀座画廊・美術館で開催中です。今日明日は、午後6時半まで。最終日は4時までです。

よろしくお願い致します。

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コメント: 2
  • #1

    原田 剛 (金曜日, 15 3月 2019 19:24)

    先生の絵は他のどの作品よりもシンプルですがしっかりと輝いていて感服します。

    東京の雑踏が嫌で九州の田舎にUターンしましたが流行の美術品を見に行けなくなったことだけは無念でなりません。

  • #2

    山本佳子 (金曜日, 15 3月 2019 20:47)

    原田さま

    ありがとうございます。そう言ってくださり、とても励みになります。
    頑張らなくっちゃ。。。と思います。

    そうでしたか。。
    私も反対の立場からかもしれませんが同じような思いをいだいています。私は元々田舎におります。

    東京の真ん中にいるときっと大変なのでしょうね。
    若い頃から東京に行くたびに刺激を受け、なんでも見ることができる東京が大好きでした。今でも変わりません。

    しかし田舎には自分を見つめる時間があり、落ち着いて絵を描ける環境があって貴重です。どちらかではなくきっと両方とも必要なんだろうと思います。