もう、昨日のことですが、夜も描きました。
描きかけたのは新しく手に入れた花器にいけたトルコキキョウ。
そして今、お弁当の用意をほどんどして、これができたら寝ます。
煮物がストーブの上。。。
明日はまたテストがあるらしい娘は朝からお弁当持ち。
さて、実は今日描きかけたガラスの花器はチェコの切子のクリスタル花器。。
これはただの花器ではなくて、ネットのオークションで買いました。
何故ほしかったかというと、昨年一水会の第80回記念の展覧会で特別展示された、木村辰彦さんの絵に惹かれていると、貴重な図録をいただき、使われていたものが素敵だったから。
図録にあった娘さんのお話には木村辰彦さんはとても気に入って何度も使っていた。ということでした。
どこのどういうものか、わかったのですぐに似たもの。。。と探したら、なんと、あった。そのまんま、そのものが!
あるもんですね。
今はこういうときにネットが役に立ちます。
2日連続で教室の皆さんに描いてもらいましたが、私は忙しくて時間中は描けませんでした。
それで朝が待てないで夜、描き始めました。形と簡単に色を付けました。
さて、時々寺田虎彦の自由画稿を読んでいます。
無性に気になったのが、「百貨店の先祖」というお話の中に出てくる、露店でよく見かけていたという「ニッキ棒」
肉桂(シナモン)の根を赤い紙のバンドで束ねて巻いたもの。私はみたことも食べたことももちろんありません。
両親はどうだろうか。。聞いてみよう。
これ。。。欲しい。。。
こちらはさすがに容易には手に入らないみたいです。
ですが、調べるとちょこっとは残っているのですね。もうほとんど消滅しかかっています。
このお話の「百貨店の先祖」つまり前身というのは「勧工場」だそうです。
昔にはいいものがたくさんある、、、と思います。少し前の先輩の話を聞くことは日本の文化を知ることでもあり、大変興味深いです。
なんとも眠くなりました。
きょうはこれで、おやすみなさい。
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k.chiba (日曜日, 20 1月 2019 11:56)
先生、こんにちは。
こちらのお花、花びらの薄い繊細な柔らかさを感じます。不思議ですね〜。
私は描いていくとどんどん説明的になって、自分の思いと絵が遠く離れるように感じます。
入選したいとか「欲」が出てしまうんでしょうね。。
山本佳子 (月曜日, 21 1月 2019 14:35)
k.chibaさま
いつもありがとうございます。私もそれが悩みです。
最近は煮詰まってしまわないように、そうなりそうな時は絵から離れます。
そして他のものを描きます。
そうしだしてから少しまし、です。
欲はありますよね。人間だもの。
だって、描いたのに展示されないのは本当に辛いことですもの。
今年も素敵な絵を描いて下さい。
私も頑張ります。