土曜日、月に一度の玉野市での人物画研究会、この日のモデルさんは見つからなくて苦労しました。
近くの学生さんが軒並み学校祭でダメ・・・そのお友達関係もバイトで詰まっていて10人に振られ…
もしやと思ってとっても遠い岡山大学の3回生にお願いしてみました。
全然見てくれていなかったメール、その間に実はこの方、もう一つ重なっている某会派の人物画の会にモデルとして呼ばれていまして…
遠いのにこちらまで来られているということが前日にわかった…やった。もしかしたら、続きでやってくれるかもかも!!
受けてくれました!!!
それで午前午後ともモデルをすることになった彼女でありました。
とても美しかった。しんどかったと思います。でもとても良いモデルさんでした。
彼女は1回生の時から私の教室で絵を描いている画学生。
私の教室は一般の受講生に混ざって数名35歳くらいまで受け入れることにしていますが無料で人物画を勉強できる機会を持ってもらっているのです。
学生が社会人になるとき実力があっても絵から離れる人が多いと悲しいのです。戻ってくるのは大変な努力がいる。。。
小さな事かもしれないけど少しずつ実を結んでいるような気がします。
この人も今来ている年上の先輩方の中にひとり入って頑張っているなかなかの根性の持ち主…と私は思っている。頼もしい人です。
だから、とても伸びていて、みるみる絵が描けるようになってきました。
後は、どっちの方向に進むのか、見ていて楽しみであります。
この年頃の女性って、美しいなあ…、描かせていただいて感謝。
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F.Tokuda (火曜日, 24 10月 2017 22:15)
男前ですね、先生、無料で画学生を教室に受け入れられているというその心意気。 将来、そういうことが画学生のこやしになってよい方向に育っていってくれることでしょう。 当日は予定していた山登り(大山)のため教室不参加で、当モデルさんにも会えず残念でした、
山本佳子 (水曜日, 25 10月 2017 21:20)
徳田さん、ありがとうございます。
モデルさん、美しい方でしたよ。彼女も学生さんですがよく人物を描きにきます。
数年前から山陽新聞のカルチャープラザ天満屋教室で主に試みています。今の岡山大学は私たちの頃と比べて実習が少ないようです。
それに、絵を描き続けたい学生さんが社会に出ると同時に絵から遠のくのはもったいない。いつか、いつか、と思っているうちに数年なんてあっという間に経ってしまいます。なんとか続けて描いて欲しい。ですがモデルを使っての制作や日頃の勉強は結構難しいのです。
その機会をみんなと一緒ならなんとかなるんじゃないかと、始めたものです。
今はうまく軌道に乗って負担に思わずに、若い人が来てくれてます。
一般の受講生の方、学生、若い人たち、それぞれが刺激になっているように思います。
できるだけ続けていきます。