昨日は山陽新聞カルチャープラザの天満屋教室。
「一緒に描こう!人物画」
という教室。
一緒に描くとは受講される方と講師、それにモデル兼若い絵を学ぶ人たち、みんな一緒に絵を描こう!ということからついたネーミング。
とても素敵なモデルさんが来てくださいました。
この教室は6か月10回のうち、人数がそろえば2回ほどプロのモデルさんに来ていただいていて、好評です。
なかなかモデルが10回あって、そのうち2回をプロのモデルさんを呼ぶことはきついのですが、ふと思いついて、勉強に来てくれている若い人に8回のうち何度かモデルをしてもらう形をとったところ、回る。。。という方法を思いつきました。
若い人たちも学生時代は、描いてきた人物も社会人になると急に描く機会を失い、人物ばかりでなく、仲間と描く機会や場所も見つけられず、日ごろの忙しさにまぎれて、いつの間にか絵から遠ざかってしまう…そんな状況を見てきていました。
これは本当にもったいないことで何とかならないかしら・・。とずっと考えていたので良かったと思っています。
今、ちょうど数名の若い方たちが都合の許す限り参加してくれています。
受講生の皆さんにとっても、実力のあって、やる気もある人と一緒に勉強でき、刺激にもなります。
ピリッと引き締まったよい教室になっているように思います。
さて、私も一緒に描くわけですが、一応講師、皆さんよりも早く描いて、しかも何とかなってなくちゃいけないので大変です。
頑張っていますが、毎回うまくいくときばかりではありません。
いつも裸婦の時はあまり顔を描きません。人体の魅力と顔の表情などの魅力がまだ一つにまとめられないので…
難しいのです。
今回もつい顔を描いていると人体の表現から離れてしまいました。
部分にして、人体だけに切り取ってみるとそれの方がまとまっています。
難しい・・・そのうちそれでもうまくいくことも出てくるのではないかと思っています。
この講座は途中からの受講はプロモデル使用のためもあってできません。
次回は7月から新しくなるこの講座、今まで満席でしたが、あと若干名の募集ができることとなりました。
ご興味のある方はお問い合わせください。7月から12月10回の講座です。詳しくは上の「教室・研究会」のところを見てみてください。
一緒に描きましょう。