今朝、庭に出るとちょっと見ない間に薔薇が咲き乱れていました。
今年は冬の剪定と肥料をする時期を忘れないで頑張れたこと、これはお庭にシルバーさんが何度か来てくれて草取りをしてくれたのが大きかった。
いつもならもう何にも諦めるくらい草が生えて、背丈か?と思うくらいに伸び放題になるんですから。
それで、今日はワクワクして房になって咲いているものを3本切って描くことにしました。
あー、お知り合いになった小野月世さんとか、田所雅子さんとか美しい薔薇を透明水彩で描かれます。あんな風にはいかない。私は間違いをするに決まっています。
だから修正の利かないのは苦手なのでやはり不透明水彩で…
どうでしょう、何とかうまくいったようにも思えてきます。
朝はいいですね。午前中は庭の花たちは元気です。
そんな時間に描く時間が取れた日はとても気持ちがよいです。
午後からは100号の続きを考えました。
今日は良い1日でした。
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teshi (火曜日, 30 5月 2017 07:29)
朝からいい絵を見せていただきありがとうございます。
ひとつ質問ですが、花瓶のとっての右にある落書きのような
鉛筆(?)の線はどんな瞬間に生まれるのでしょうか。
山本佳子 (火曜日, 30 5月 2017 19:29)
teshiさま
はー。よくぞ気が付いてくださいました。
気になりますよね。
これって、私にとっては大事な部分なんですが、観てくださっている方は見逃すか、あるいは邪魔になるくらいの印象をお持ちだろうな…と
あれはですね、実は100号のもとになる絵を今アトリエで描いてみているんです。
それを背景の実景よりも好ましいと思って使っているからなんです。
つまり、後ろにイーゼルに載せた絵があるのです。
私の静物画はそういうものがたくさんあります。
自分が見ればこの絵が後ろにあるというのはすぐにわかるのですが、ほかの方には全くなんだかわかりませんね。
そういうことなんです。
右も左も何か感じられるものがあるのは私にとって、今存在感のあるこれからの絵であります。色味も自分の好みでありますから実景よりも好きな色味の背景になって都合がよいのでいつからか使うようになりました。
teshi (水曜日, 31 5月 2017 08:51)
貴重な解説をありがとうございました。
宗重 (木曜日, 01 6月 2017 09:16)
おはようございます。
本当に素敵としか言い表せないです。そう言えば先生の絵の後ろによくありますね。何の疑問もなく見過ごしていた自分が恥ずかしい。
先日[一枚の絵]をゲットでき 、あー先生のガーベラ!と嬉しかったです。
いろんな画家さんの作品も参考になります。なぁんて 生意気(笑)
山本佳子 (木曜日, 01 6月 2017 22:43)
重宗さま
ありがとうございます。
ああ、6月号見てくださったのですね。ありがとうございます。
あのガーベラはとても気に入っています。無駄なものをできるだけ描かないでガーベラ自体も半分ほど省略をきかせてみています。
見ていただけて嬉しいです。
7月号は海をテーマ、9月は人物画の特集で載せていただける予定です。
本屋さんで手に取って見ていただけると幸いです。