今日は水彩画の教室でした。
山陽新聞カルチャープラザの天満屋教室で私が20代でまだ学生のころから先生のお手伝いや代行で入らせていただき、かれこれもう二十数年。。
この教室は不透明水彩を主として教えています。
不透明水彩絵具は、みんな初めて持つ絵具セットの中に入っていたマット水彩です。
私の教室で使っているのはそれを少しだけ美しい色にしたセットホルベインのガッシュを使っています。
不透明水彩の特徴は子供でも初心者でも「修正をしながら絵を作ることの楽しさを知ってもらえる」画材です。
技術はあとからついてくる。。。まずは絵具で自由に自分の描き耐えを探すこと。
そんな思いで教室をしています。
だって、描くのは自分です。
油彩なんてもっともっと自由です。
だから、自分がしっかりやる気でないと絵なんて楽しめないんです。
教えてもらうのは画材の使い方と、今まで見てなかったところを早く見えるようにするためのものの見方くらいのもの。
絵は楽しいです。それは自分で作れることを知ってから、そこから始まります。
今日は、私も両手に一杯モチーフをもっていって、教室でそのうちの2つを描きました。いつも一緒に描かせてもらいます。
庭のバラと教室の方に借りたお人形。
どちらも描きたかった。だから2枚描きました。
本当はもう2つ描きたかったんだけど…
いくら時間があっても足りませんね。
教室へは旅行から帰って早速に描かれた絵を持ってこられたり、風景の絵を仕上げて持ってこられたりしていました。
とても素敵でこちらが刺激を受けます。
みんなで楽しんでどんどん自分らしい絵を描いて行けたらと思います。
今日は朝、実家から帰ってそれから教室、自宅に帰って5枚キャンバスを張りました。
お天気続きだったので、どんどんストックがなくなります。昨日は恵みの雨今日の湿度はキャンバスを張れる感じでしたので。
でも足らないなあ。。。今度雨が降ったら、100号を張ろう。
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あやめ (金曜日, 26 5月 2017 14:01)
こんにちは。ガッシュの魅力がよく伝わる内容ですね。
「一枚の絵」を入手し、山本先生のガッシュ掲載ページを拝見しました。う〜ん、やっぱり素敵な絵です。
私も早速、ホルベインガッシュ18色とストラスモア紙を用意し、描いてみています。
先生、またまた質問ですが、パレットはどうされていますか?
それと、戸外スケッチの時も、ガッシュをお待ちになっているのでしょうか?
描いてみた絵の画像を見てもらいたいくらいてますが、東京なのでお見せできません…。
山本佳子 (土曜日, 27 5月 2017 00:58)
あやめさま
ありがとうございます。とても嬉しいコメントです。
そうですか、早速、道具をそろえられましたね。
パレットなんて、何でもいいのですよ。
私が使っているのは、外出しなければ重い琺瑯のしっかりしたものです。ですがミッキーとか500円もしないで大きめなパレット出てますので、それで十分です。
それに戸外で描くときには不透明水彩の固形の絵の具が便利です。白だけ別に一本持っていきます。
HP持っていらっしゃったら、こちらから飛べますが…
手段はあると思います。いつでもどうしてもというときは問い合わせのメールからいただけますとお応えできるかと思います。
好きな絵だなと感じる絵を描く人と繋がっていけるといいですね。