この絵は以前から描きたいと思っていた絵で、今年やっと描き始めることができました。
やはり、一度描きたいと思っていた絵は描きだすと早い。
背景などは省略して説明を避け、娘とチャボのコッコちゃんとの優しい関係を表現することに絞りました。
明るく、優しい絵に仕上がったように思います。
この絵は5月に日本橋三越で開催される三越美術逸品会へ出品予定です。
他に6号のバラと、もう1点出品予定。
昨日カタログが送られてきました。(載せていただけると1冊届きます。)
見てみたい小倉遊亀の「椿花」や中川一政の「向日葵」、三岸節子の「花(大磯にて)」なども出品されます。
一水会の池田清明先生の特集も組まれていて「七里ヶ浜の富士」もカタログでみると絵が見たくなりますね。
行きたいけど、4,5月は風景が呼んでいる…奈良、信州方面にスケッチで忙しい。
三越美術逸品会は5月17日(水)~22日(月)までです。
7回の会場で開催されます。
お近くの方、お買い物予定の方はぜひ、立ち寄ってみてください。
どこから出てきたのかと思うような作品が並ぶから毎回びっくりします。
また近くなりましたら、もう一度ご案内いたします。
コメントをお書きください
k.chiba (火曜日, 11 4月 2017 22:29)
コッコちゃんを抱いてる作品も、制服姿の作品もいいなぁ~本当に好きだな~
先生、私、もちろん素人ですが、自分の描きたいように描くことに決めました。それで人がどう評価しても仕方ないですよね。
山本佳子 (火曜日, 11 4月 2017 22:56)
k.chibaさま
ありがとうございます。
そう!!!!!
自分の描きたいように描くのは当たり前のことです。
人が描かせたいように自分の絵を変えてどうする…
評価するのは他人(ひと)
描くのは自分(わたし)
せめて、大作(制作)は人の意見が入らない方がよいです。仕上がって、その作品について先生方や、先輩方、そして画友たち、見てくださる人たちがいろいろと言ってくださるのは喜んだり、また反省したりすればよいです。本当にピンとくればそれはありがたい助言だから取り入れればいい。ただし、次の制作からです。
私もそうしようと心がけています。
そうしないと絵の道、進むのに大幅に迷って遅れることになりますから。
大いに揺れてよいのだけど、自分の責任で絵は描くものだと思います。
k.chiba (火曜日, 11 4月 2017 23:13)
先生、ありがとうございました。
そうですよね。自分の実力以上のものを真似てもしかたない。好きに描いて、公募展に合わないとの評価であればそれはそれ。
好きに楽しく表現したいです。
山本佳子 (火曜日, 11 4月 2017 23:53)
そうですよ。評価を頂けないこともありますよね。そういうときもあるさ…です。そう考えるしかないですね。
発表するために一生懸命描いてきた絵が会場にかからないというのはどうしたってつらいです。しばらく打ちのめされます。何とかかかるようにはしたいものですよね…。
ただ自分としては守りに入らず挑戦したものであったり、今までと絵柄が変わりすぎたりして良い評価を得られないのであればそれはがっかりしなくてもいいですね。
好きに楽しく描いていきましょう。
F.Tokuda (水曜日, 12 4月 2017 09:29)
とってもこころが暖まる絵ですね。
来月、上京の機会があるので、会場で実物にお目にかかかるのを楽しみにしています。その他の作家の作品も。創作行動に多忙な先生に代わってしっかり見てきます。
akari (水曜日, 12 4月 2017 20:08)
初めまして。
今年に入り、先生の絵を知り、このホームページを、知り日々更新されるのを楽しみにしております。
私は趣味で絵を描く程度ですが、一つ質問させてください。
一枚の絵を描くのにかかる時間と、何日ぐらいかけて描いてらっしゃるのか、教えていただけると嬉しいです。
先生の絵はとても心が温まります。
これからも更新楽しみにしております。
山本佳子 (水曜日, 12 4月 2017 23:32)
akariさま
はじめまして。
ありがとうございます。
ブログは絵日記で、絵を描いた日は大体更新しています。日記ですのであとから読んで、人様に読んでいただくのだったらこれはまずかったな…というような反省も多いです。
よろしくお願いいたします。
一枚の絵を描くのにかける時間。
ベストなのは1日3時間の制作時間に数枚を触る。(描きはじめや仕上げ、様々な進行度合いのものをそれぞれ描きたいものから描く)
その中で主として触るものは長ければ小一時間くらい描くときがあります。あとのものは30分や20分、あるいは5分しか触らないときもあります。
一枚の絵を描くのに何日かかるかということですが、調子よくさっとできるものは2回の制作です。
このブログに載せた絵も2日間、間に数日眺める時間がありましたが、2日間の1時間ずつくらいです。
油彩はそのように早く仕上げるものもあれば、数か月、あるいは数年かけるものもあります。
長くかかるものの中には古い歴史を感じる建物が含まれるような風景の場合。またその中でも季節を感じられるものは、季節が過ぎてしまうと気分が乗らないので次の年の同じ季節まで置いておくこともあるのです。
いろいろですよ。自分が自由にしたらよいと思います。
ぜひ楽しんで描いてください。
akari (金曜日, 14 4月 2017 19:23)
山本先生。
返信ありがとうございます。
丁寧に説明していただき、感謝感激です。
と、いうのも、教室に入り特定の先生の下で学んでいないため、質問するところがないのです。
以前は特定の先生の下で学んでいたのですが、30歳になり、任される仕事が重く忙しく、直前で行けなくなることも多かったちめ、志半ばで通うのを諦めてしまいました。
やはり、独学で絵を描くのには限界があると最近マジマジと感じています。
長い人生、やはり画力を上げるには特定の先生について学んだほうがよろしいでしょうか??
今は目の前にある花や、りんごのデッサンをしているだけで楽しいです。
何度も厚かましく質問してしまいご迷惑でなければいいのですが、、、
山本佳子 (土曜日, 15 4月 2017 01:18)
akariさま
そうでしたか。
確かに絵画教室に通うのは仕事をされているととても大変。
だから絵を好きでも若い人は続かない場合が多いですね。それでも、描きたいと思われているakariさんはよほど絵が好きなのですね。
絵は好きで描いていれば独学でも習いに行っても結局行きつくところは同じだなと感じています。一人でやっていけるに越したことはないのだけど…
ただ、描く場所と機会があるというのは続けていくための大きな力にはなるのでご自分にぴったりと合うところが見つかればお休みをつぶしても価値はあるかもしれません。でも…たいへんですよね~。
近くの画材屋さんや、文化センターみたいなところを回って見られて、グループ、または絵画教室のお知らせを見てみてください。
それから、教室展などをたくさん見られて、仲間に入りたいような絵が展示されているところの受付にいつ活動されているか聞いてみられるのもよいでしょう。
指導される方のある場合はその人の描く絵を見ることも大事で、今はインターネットがありますのでその方の絵を見ていくとよいかも。
私への質問はこれからもいつでもお気軽にどうぞ。