東京に1週間行ってきました。
すごく意味のある時間でした。命を揺るがすほどの体験をした。
毎日、心臓が止まるほどの感動があった。
だから、ブログ更新さえままなりませんでした。
こんなことって今までない。
このたびは一水会選抜展のお当番のための上京だったわけですが、下にあるクロッキー(クリックすると大きくなります)もしてきました。ほとんど2分間でポーズが変わります。短い時間で描くのがよかった。
お誘いいただいて参加して、30枚以上一気に描くというめったにない経験をさせてもらいました。時々やらないとね。これは。
もちろん、たくさん展覧会も見た。木村忠太…最高によかった。
VOCA、FACE、スケーエン、花森安治、白日会展もちろん一水会精鋭展も見ることができた。あー、思うところたくさん。
そして私は絵が好きなんだ、本当に好きなんだ。ということを強く感じた。
反省もあるけど、結果良し。
ここから一本道をわき目も振らずに進もう…そう改めて思いました。
ここからです。本気出します!
コメントをお書きください
iQ2959 (日曜日, 26 3月 2017 11:32)
2分クロッキー、活き活き、
その瞬間を線に伝えて、ためらい線も
魅力的です。
k.chiba (日曜日, 26 3月 2017 18:09)
先生、最近改めて思います。
私はどうして先生の作品に引かれるのか。
うまく文字にするのは難しいのですが、・・・
パソコンのアプリではできない絵だからだと思います。
(素人が生意気言ってすいません)
ねこぱんち (日曜日, 26 3月 2017 19:42)
これらのクロッキーは 本当に素晴らしい
呆然と見とれてしまいました。
女の人のからだが
これ以上なく 的確に捉えられて
しかも うつくしい・・・・・
「対象の本質を見る」力というものは
訓練や努力では手に入らず
やはり その人の生まれつき持ったものではないか
と、思いました。・・・・・ア、生意気・・・・すみません
山本佳子 (日曜日, 26 3月 2017 20:32)
皆さん、ありがとうございます。
この上京は意味のあるものでした。一つ上のステップへ上がった。というか本格的にこれからこの道を進むのだと思います。
クロッキーは、ええ私にはたぶん感覚的にはもとからのものがあります。その上で努力しないといけません。
皆さんも元からのものがあります。それが私と同じではなくて心地よく描ける点というかところがあるんです。それを自分でわかってない人が多いのです。わかったら絵はそこからです。
私は今回、はっきりとしました。
まっすぐに走ります。
はる (日曜日, 26 3月 2017 20:48)
木村忠太は強烈ですね。三岸節子とおなじで大好きです。クロッキーは楽しいですよね。勉強といえばそうですが、誰かが写真を使って云々書いていましたが、正確に写すというの、絵を描くということは違うと思いますね。わたしも、すみません。
山本佳子 (月曜日, 27 3月 2017 11:58)
はるさま
ええ、やはり、このたびも強烈でした。三岸節子と同じようなエネルギーを感じますね。
写真撮って、それでいい人はそうすればいい。私はそれでは楽しめないのでなるべく間に仲介させない直接的な方法を取りたい。
問題は自分に合わない方法を続けるということだと思います。
教室などで写真を使うところもあるようですが、それが嫌なのにずっと続けるのはおかしい。
知った人がいるとか先生に悪いとか変な気を使って、我慢などしないでとっととやめて自分で描きに行くべきですね。嫌われたらその人たちは自分が仲良くする人たちではなかったということです。
自分の絵を描きたいならその目的に向かってしなやかに動かないといけません。
絵を描くとは自分にとってどういうことであるか・・・今やるべき進むべき方向が分かっているなら道は一つしかないですものね。
はい。正確に写すのは私にとっても、今の私が描きたい絵とば別のものです。同じクロッキーでも正確に写そうという方向と絵を描こうという方向があるとは思います。絵を描く方が楽しいに決まっているし、正確に写すことよりも絵を描きたい気持ちが先に走ってしまうので他にやりようがない。私のクロッキーは絵だと思います。
k.chiba (月曜日, 27 3月 2017 22:56)
有難うございます。
心に響きます。